先に言っておくと俺は普段の9割は女性が対象で、これまで出会った何人かと常に連絡を取り合い平日のほとんどを日替わりでセックスの相手をしてもらっている。
セフレと呼べるほど1人の人と何日も連続で会ったりはしないと言うかできない。
お互い都合があるし、ネタは毎日気分で変わる。
だから10代~50代と幅広く交遊があり、本当にブスなのもいればガリガリのチッパイもいる。
しかし、どうしても誰とも都合が合わない時がある。
月に2日~5日くらい。
1日は我慢できる。
嫁もいるし、いくら嫁のだらしない緩んだアソコでも月に1~2度くらいなら暇つぶしくらいにはなる。
でもそれは最後の手段。
その誰も相手がいない時、とても都合がつきやすい相手がいる。
男子大学生だ。
俺はホモでもゲイでもない。
尻の穴に入れられるなんて勘弁だ。
じゃあなぜ男で欲求を満たしているのか?
この大学生、実は卒業した大学の年の離れた後輩だ。
確か2年くらい前、お世話になった大学の教授に近くに寄ったついでに近況報告も兼ねて訪問した。
卒業して10年、もう34になった今でも教授と交流がある不思議な縁だ。
雑談をしていたところに1人の学生がものすごくか細い声で「失礼します」と教授の部屋に入ってきた。
振り返ってみると、これがまた色白で痩せ型でメガネをかけたオタクっぽい(偏見は良くないけど)子で、見れば男とわかるが男っぽくない中性な印象だった。
来客と理解した途端、「あ、あの、すいません、お邪魔してしまいました。また後で来ます」
とオドオドし滑舌が悪くなった。
「あ~いいよA君!用事は何?課題のことかな?」
教授が引き止めた。
「あ、ハイ。今日の講義の事で…」
とA君は答えた。
「そうか、ちょうど来客中でね、少し待てるかな?」
教授はそう聞いたが、俺が帰れば事は済むと思い
「いや俺が出ますよ。突然来ちゃったし随分とお時間をいただいたのでこの辺で…」
と伝えた。
「いや、◯◯君!そんな事気にしなくていいんだよ。そうだ!◯◯君は今日時間あるの?この後の予定とか。」
そう教授が聞いてきたので
「いえ、俺は何も予定無いです(笑)この後懐かしのお好み焼き屋行こうと思ってたくらいです。」
と答えた。
すると教授は
「そうか、なら◯◯君!ちょっとお願いがあるんだけどいいかな?実はこのA君はちょっと口数が少なくてね~、友達がまだいないらしいんだ。もう2年生なのに未だに誰とも話していなくてね。コミュニケーションの取り方とか大学生活の相談に乗ってあげられないだろうか?大先輩として。」
と、突拍子も無い頼み事をしてきた。
俺「え!?」
A「え!?」
2人とも同時に声を発した。
「教授!それはA君も話しづらいでしょ~?俺でも初対面の人と仲良く話しが弾むほどボキャブラリー持ってませんよ!?」
そう言って断ろうとした。
しかし教授は
「いやいや、◯◯君アニメとかゲーム好きだったでしょ?彼もそう言うのが好きらしくてね。話が合うと思うよ。」
と、かなり適当な括りで似た者同士と捉えたようだ。
パート2に続く>>