以外に若かった。
この場所、この時間でもゲイでないこともある。
慎重になるのは怖い面もあるからなんだ。
自分はゲイでないと思っても、男に興味がある。
そんなことを考えてたら、少しづつ近寄ってきた。
中間のお誂えの木の下で立ち止まり、
お互い相手を値踏みしていた。
数分間が数時間にも感じられた時に、手をだしていた。
同じ性癖をもつものの確認の儀式のように。
相手の太ももにソット触れ、温かみを感じた。
どう対応するか確かめるために。
秋も深まろうとする入り口の夜11時近くだった。
相手はまったく拒絶の反応を示さなかった。
まるでそれを待ち望んでいたように、少しこわばり、
息をフッと吐いて緊張が解けたように感じた。
月の薄明かりの下で見えた顔は20代後半、
俺の5歳くらい下に見えた。
俺もそこそこ自信はあったが、彼は美男子の部類に入った。
女にもモテるだろうと思った。
その矢先、俺の手を上から握り返してきた。
これは合意のサインだと思った。
嬉しかった。しかし、彼の次の行動を焦らず待つことにした。
俺の股間に手が伸びてくると思っていたが、
そうではなかった。
彼は自分のチャックを開けてきた。
アレを平然と出してきた。まるでやっと息苦しいへやから
逃げだせたと言うふうに。
湯気がその周りから立ち上っていた。
薄明かりでも形、大きさ、カリの張り具合がわかった。
テラテラと光り、先はうっすらと滲んでいた。
大きかった、というより太っい茄のようだった。
カリは爬虫類の頭より張り出し、怖ろしくもあった。
左右上下に、いくらか揺れているように見えた。
右手で揺れを抑えるように、握った。
その瞬間、彼のウッと言う声が漏れた。
俺の心臓はアレの温もりと、彼の小さい呻きに、
大きく波打った。
俺の下半身も、頭の頂点も沸点に達したような気がした。
自分から求めて、手にする事は初体験だった。
俺は女より男に興味があり、それ以上を求めていたのだ。
やっと自分を知り、そこへ到達した満足感があった。
それを感じたかどうか判らないが、彼の左手は俺の頭を
押し下げた。
まるで跪けというように。
俺は年上だ。
いきなり何をするんだと一瞬思ったが声にでなかった。
目の前にあるのは凶暴な彼のアレだった。