数年前なのですが、出張で東京へ行きました。
会社の当初の予定予算では、ホテル滞在費が4日で、出張先の支社の企画自体に相当な無理があったせいで企画構成からテコ入れの必要があったせいで、2日、出張が伸びた。
帰社してから、出費は還るとしても、懐も淋しいので5日目はカプセルホテルで済ませ、6日目は、頑張ればギリギリ終電に間に合いそうだったが、もう、そこまで頑張れる気力も自信がなかった。
日曜日と言うこともあって、割りと早い時間から、宿泊できる安い処は、バタバタ満室になり、駅周辺から一時間も歩き回らさせられる羽目となり、やっとの思いで泊まり可のサウナに滑りこんだ。
大浴場から出て、一階上のこじんまりした休憩室でカンビールとタバコを交互に口に運び、たまにイカの燻製を噛むと、どっと疲れからか?酔いがまわり、350を二本空ける頃には、天井がぐにゃりと曲がった。
自分では自室に戻って布団に倒れた気でいたが。
はっ!と、気がつくと目隠しされ、手は頭上で何かに拘束され、足はM字に開脚拘束されていて、少し身体を捩ると、瞬間に下腹部の奥の方。
直腸あたりにズキーンと鈍痛が突き上がる。
「うぐっ…。」
呻きを漏らすと、2~3人の気配。
クスクス笑っている。
どうやら、声から察するに、全員、男性のようだ。
ここで、おおよその検討はついた。
サウナには、ゲイの人達が集まる店が各地にあるとは聞いてはいた。
俺は、そこに足を踏み入れてしまったようだ。
すると?
俺は、これから男に犯される?
レイプされる寸前なのだ。
肛門に何か挿入されているのだ。
冗談ではない!!
「おい、ちょっと待ってくれ、何かの勘違いだ。俺は、その…ゲイじゃないんだ。手と足をほどいてくれ。人違いだ。」
こうされたいと願った人間と俺を間違えたに違いないと思った。
だか、俺の提案をあっさり無視して、一斉に乳首やアソコを刺激されはじめ、誰だか知らないのに、唇を吸われ、次第に身体中触られ気付くと限界。
うなじと乳首とアソコを吸われ肛門に刺さっているモノにゆっくり突かれて、射精した。
男にイカされた。
肛門から、何かがゆっくり引き抜かれると途端に"ウィーン"と無機質の甲高いモーター音を発した。
バイブを挿入されていたのだ。
しかし、身体がおかしい?
まだ、昇り詰める途中のような火照るような…。
薬まで投与されているようだ。
俺が射精しても男たちの辱しめは終わらなかった。
誰かが「こいつ、ゲイじゃないなんて言っときながら、射精したぜ。しかも、まだ、おったてて我慢汁ダラダラたらしてチンコびっくんびくんさせてやがるぞ。」
もう一人が「きゃっはっは!!目覚めちまったか?ええっ!?」
いつの間にか口には金具を装着され、誰かのペニスが俺の口をも犯している最中だった。
肛門に誰かが挿入し、果てて、次の誰かがまた、挿入し、果てる。
口には、常に誰かのペニスが入っていて、息がやっとだった。
どれくらいレイプされていたのか?
はっ!と、気付くと
ビールを飲んだ時の休憩室にいた。
精液の酷い臭いとアルコールの混じった臭いで、とにかく酷くて、慌てて部屋をでた。
なんとか自室に戻り、身体を休ませた。
翌朝、恐る恐る、チェックアウトしようと早朝、静かに部屋のドアを空けると外の何かにドアが当たる。
重いものではない。
そうっとドアから顔を覗かせ様子を伺う。
紙袋が置いてあった。
そうっと空けてみる。
赤いロープが3束、使い終わった色とりどりのスキンが複数にDVDRが二枚、ピンクのバイブが二本。
DVDR以外は、部屋に置き棄ててチェックアウトした。
DVDRが気になってビデオボックスに入り再生してみる。
やはり、俺が犯されている一部始終だった。
翌日、見知らぬアドレスからメールがあって、俺の住所と免許証の写メが添付され「来月までにまた、あの部屋にこい。さもないと来月におまえの知人にDVDと同じ動画を送信するぞ!!とあり、次に送られてきたメールには、会社の後輩や先輩の男女、合わせて8人分のメアドが添付されていた。
奴隷に堕ちた、一瞬だった。