初めての体験で… 2 縄を解かれ自由の身になった私だったが、そこから立ち去りたいという思いがすぐには湧かなかった。 茫漠とした頭の中で何かと何かが激しくぶつかり交錯していた。 具体的にそれが何なのか、何だったのかがわからなかった。 男に私は上体を起こされ、すぐに太くて硬い両腕で肩を抱かれ、厚い胸の中に引き込まれた。 男の顔が見上げた先にすぐあった。 「ううっ…むむっ」 私は再び男に唇を強く重ねられ舌を思い切り吸われた。 女になるのだ…女になっていくのだ、と漠然とそう思った。 もう相手はただの男ではない。 自分が愛する男なのだとそう思った。 全身から力が抜け弛緩状態になっていた。 愛する人のされるがままになろうと私は思っていた。 唇を激しく熱く吸われ、私は恍惚状態に陥ろうとしていた。 しばらくして男が私から放れ、ベッドの上にすっくと立ち上がった。 毛の濃い大木のような太い両足と、その頂点のところの漆黒の中からに、ほんの少し前に女二人を陵辱した陰茎が太さと長さと大きさを充分に誇示するかのようにだらりと垂れ下がっていた。 私の頭に男の手がかかった。 何を要求されているのかわかった。 私は両手で彼の陰茎を持った。 握るというより持つといったほうが適当な、それは私のものよりははるかに巨大だった。 唇を近づけた。 当然初めての行為だった。 男の自分の口で男のものを咥えるということは、全く想像もできないことだった。 本当に彼のものは大きかった。 口をまるで大きなハンバーガーでもかぶりつくようにして開けて、私は彼のものを口の中にゆっくりと含んで入れた。 歯を立てないように、という思いがふと頭をよぎった。 両手を彼の硬い太股に置いて、私は自分で顔をゆっくりと前後に動かせた。 顎の筋肉がどうにかなりそうなくらいの時間をかけて、私は彼のものに愛撫を繰り返した。 その後、私は彼に命じられ、ベッドの上で四つん這いにされた。 尻を高く上げて力を抜け、と私の後ろに回った彼が私に命じいう通りにした。 ああ、見られている…男として最も恥ずかしい格好で最も恥ずかしいを凝視されていると思うと全身に身震いのようなものが走った。 何かが完全に逆さまになっていた。 羞恥の思いはあったが、しかし私に不快感とか嫌悪感といったものはなかった。 「あっ…」 と私の声。 彼の指の先端が私の菊の蕾にいきなり触れてきたのだ。 また背筋に電流のようなものが走った。 「ああっ…いやっ」 男の舌が露骨に私の菊の蕾に唐突に這ってきたのだ。 どうしてそんな女言葉が出たのかわからなかった。 これまでの人生でただの一度も発することのなかった女の言葉を自分で吐き、自分自身で恥ずかしく思った。 力を抜け、力を抜くんだと彼は何度もいって舌と指で私の尻穴を丹念に弄んだ。 指先でゆっくり押さえつけてきたり、時には強く揉み込むように力を入れて突き刺すようにしてきたり、そして舌先を強引に蕾にこじ入れようとしてきたりした。 ああ、ああっと私は腰を打ち震って彼の愛撫に激しく反応していた。 「ああっ…!」 冷たい液体が私の尻穴のあたりにいきなり塗りつけられた。 ローションだった。 「ああっ…い、痛い…あっ」 彼の指が私の尻穴に挿入されたのだ。 その痛みと刺激は私の脳髄にまで響いた。 体の電圧が一気に高められたような気持ちになっていた。 私の尻穴に刺し込まれた彼の指がゆっくりと動き出していた。 痛みが私から消えていて、これまでに体験したことのない興奮がそこから私の全身に駆け巡っていた。 気持ちが良かった。 男が射精する時よりもいいと、その時の私は思った。 「ああっ…ど、どうにかなる…なってしまう!」 本当に気が狂いそうだった…。 続く
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