20代後半だった40年ほど前に、今では死語となっている“ビニール本”が一世を風靡しました。しかし、ビデオテープの普及により、80年代中頃には姿を消しました。
私の住んでいる街にも当時、数軒の専門店ができ、小さな居酒屋を改装した1軒の店に何回か通いました。
当時歌舞伎町の一部の店で扱っていた、いわゆる“ウラ本”は置いていませんでしたが、何回か通ううちに、初めて見た時から私好みの色香をまとった、私より幾つか年長と思われる店の経営者の女性から「2階で女性と游べますがどうですか?取り締まりが厳しいので本番はできませんが、ピンクサロンと同程度までは。時間も75分ですからピンクサロンよりは長い時間遊べますよ」と言われ、たまたま予定もなかったので『では、お願いします』と。
2階に上がると、6畳ほどの日差しの良い部屋と窓を締めきった薄暗い4畳半ほどの部屋が2部屋あり、4畳半の1部屋に案内されました。暫くする30代後半と思しき女性がやって来ました。とても風俗で働いているとは思えない感じの落ち着きのある方でした。裸になると小柄ながらもおっぱいもお尻もそれなりで、腰もくびれ、そそられる体つきでした。
生でのフェラまでは大丈夫と言われましたが、どちらかと言うと触る方が好きなのでおっぱいを揉んだり、吸ったりしているうちに乳首も勃ち、さらに、おまんこを指で刺激し続けると「ハァ、ハァ」と彼女の呼吸も乱れ始め、全身をくねらせ声を必死に堪えていました。追い詰めるように時間をかけクンニを続けました。クリトリスも勃って、まん汁がダラダラと流れ出ていたので、彼女には伝えずに先っぽを少しだけ挿れてみました。もちろん生です。彼女は驚き、「えっ!えっ!入っています。入っちゃってます。抜いてください。本番をしたことがお店に知られたら辞めさせられてしまいます。ここで働けなくなってしまったら本当に困るんです」と。私は目をじっと見つめたまま『ごめんなさい。ちんぽが痛いくらいに勃ってしまって、我慢できなくなって。つい … 』
「お口でしますから、本番は … 」少しづつ深く挿れながら『まん汁がダラダラ流れてお尻の方まで伝っています。下のお口は話すことはできませんが、正直にヨダレを垂らして美味しいちんぽを今直ぐ食べたい。我慢できないって言っていますよ。おまんこしたくないですか?無理にとは言いません。嫌でしたら … 』と言い、ゆっくりと目いっぱい挿れると、彼女の息づかいは一層荒くなった。私は動かずにじっと していた。
彼女は黙りこくっていたが「ま、まん汁とか下のお口だなんて … 」『いやらしいですか?でも、まん汁はまん汁。下のお口は下のお口でしょ。違いますか?』「そ、それは … 。そうですけれど … 」『いやらしい言葉を言われたり、自分から口走ったりすると、それだけで感じてしまい、変態になったような気持ちになりませんか?でも、やはり恥ずかしいですよね?』「は、はい … 。まん汁とか下のお口って言われて体の奥が熱くなって … 。すごく恥ずかしいです。私ってもしかしたら本当は変態だったのかしらって … 」と言って目をそらした。『決して変態なんかではないですよ。それが普通です。日常の自分を少しの間だけ忘れてみませんか?』
やがて、ぼそっと「熱くてすごく硬いです。奥まで挿さっています」と。再び数十秒沈黙した後、私を見つめ、小さく頷いた。「したいです … 。美味しいおちんぽが欲しいです。おまんこしてください」『いいんですね』「はい。お願いします。でも中出しはしないで!必ず外に … 。約束してください。それと、お店には絶対に内緒に」と。
『大丈夫です。バッグにコンドームがあります』と、取り出すと「安心しました。私に着けさせてください」『どんな体位が好きですか?』「騎乗位が … 」『では、騎乗位で』と、体を入れ替えた。「お願いします」と言って、ちんぽをおまんこにあてがいゆっくりと腰を沈めた。「あぁ … 。奥まで入っちゃた。硬い!とっても硬いです。熱くて気持ちいい」『もっと気持ち良くなってください。嵌まっているのが丸見えですよ』「いや。そんなことを言わないで」と言いながらも自らゆっくりと腰を上下させ「はしたないですね。自分から動くなんて … 」と。
『そんなことないですよ。それでいいんです。恥ずかしさなんてかなぐり捨てて、もっともっと好きなように動いてください。浅く挿れるのをゆっくり繰り返したり、深く挿れた時は前後にこすりつけるようにすると、クリトリスも刺激されてもっと気持ち良くなりますよ』と。
「はい。やってみます。本当だ … 。すごく気持ちいいです」少しづつ速くなり、やがて目いっぱい深く挿れ、前後に激しく腰を振った。
「あぁ。気持ち良すぎて腰の動きが止まらない」『ズプッ。ズプッっていやらしい音がしています』「やだ。言わないで」『あなたにも聞こえるでしょ。まん汁も流れています』「もう。それ以上は言わないで!おちんぽもおまんこもとても熱いです。あぁ。おまんこがとろけてしまいそう」
『これからもっととろけさせてあげます』頃合いを見計らって抱き合い、私も激しく突き上げを繰り返した。耳元で『おまんこが気持ちいいでしょ』
「はい。いい。いい。突いて!もっと突いて!」やがて彼女はぐったりして動かなくなりました。私もドクドクと射精を。
『食べられちゃいましたね』「はい。お、おちんぽ美味しかったです。お腹がいっぱい。やだ。すっかりあなたのペースに … 」と、はにかんだ。
彼女は行為中、あえぎ声を抑えるため、時折り近くに置いたタオルを口に咥えて「こうしないと声が下に漏れちゃうから」と。
『ごめんなさい。おまんこしてしまって』「謝らないでください。私も2年振りで女になることができました。嬉しかったです。頭の中がまっ白になるくらい気持ち良かったです」と。そして「コンドームはわからないように持ち帰って処分しておきますから」と、微笑んだ。
彼女は病気を患っているご主人の治療費のため、それまでのパート作業員を辞めて家族や知人に知られないよう、車で1時間ほどのこの店で働いているのだと話してくれました。SEXもご主人として以来だとのことでした。
37歳で、中学生に上がったばかりの娘さんがいて、内緒で風俗で働いていることにご主人と娘さんにいつも背徳感を感じていると … 。
『本当にごめんなさい。事情も知らずに申し訳ございませんでした。何と言ったらいいのか。許してください』「許すも何も。いいんですよ。何度も謝らないで。後悔はしていません。正直おちんぽを挿れられてから主人や娘の顔が浮かんで、断わるなら今よ。本当に抱かれてしまってもいいの?って心の葛藤がありましたが、最後は私が決心してお願いしたのですから」と、微笑んだ。
『何時になるかはお約束できませんが、また伺ってもいいですか?』「はい。またお会いできることを心待ちにしています」
次に行った時『前に来た時の女性でお願いできますか?』と。
彼女は「お待ちしていました。またお会いできてとても嬉しいです。いつもこの時間なのですか?」『暗くなると、他の客もきっと多いでしょうから。同性とは言え何となく嫌なんですよ。だからこの時間に。でも、明るい時間は明るい時間で、人目もありますし』と。
「シャイなのね」と言って、唐突に「今日もこの前みたいなおまんこをしてください。前よりももっと、もっといっぱい嵌めて。何もかも忘れさせて欲しいの。思いっきり可愛がって … 。コンドームもあなたのために用意しておきましたから、男性は〝生〟でするのが好きでしょ。大丈夫な日でしたら、中出しでって思っていたのですが … 。あいにくと … 。ごめんなさい」
と。『中出ししたいとは思いますが、女性にはタイミングがありますから。お気遣いありがとうございます』
終わった後「今日もまたおまんこがとろけちゃいました。すごく幸せな気持ちでいっぱいです。できたらもっと一緒に居たいです。
「そろそろ時間もなくなって来ました。悲しいな … 。ところであなたはゴルフをしますか?するのでしたら主人が買って1度も使わなかったセットがあるのですが、貰って欲しいです」と。
『ごめんなさい。ゴルフはしないんです。こんなことを聞くのは大変失礼ですが、もしかしてご主人に何かあったのですか?』
「この前あなたとお会いしてから1週間も経たずに体調が急変して、息を引き取りました … 。あなたはこの前も土曜日午後の早い時間でしたから主人の葬儀が一段落してからは、どうしてももう一度お会いしたくて、土曜日の午後だけお店に来ていました。私の感があたりました。本当に良かった。
お店のオーナーに、お客さんのお相手はあなただけでと虫の良いお願いをして、普段は雑用のお手伝いをさせていただいていました。お会いできたら辞めることも伝えています。ですから今日で最後です。お待ちしていた甲斐がありました。主人が亡くなって間もないのに。本当に不謹慎でふしだらな女ですね … 。
『そんなことはありません。辛い時こそ内にこもらないで、少しは自分のために日常を忘れていい意味で羽目を外さないと。あなたの気持ちまで沈んで壊れてしまいますから』
「そう言っていただいて気持ちがとっても楽になりました」
『体が生き返れば心も生き返りますから。私とおまんこしたことで少しは体だけでも生き返りましたか?』と言って笑うと「はい。お陰さまで生き返りました」と微笑んだ。「2回だけの短い出会いでしたが、今までに味わったことのない満足感でいっぱいです。とても良い想い出ができました。忘れません。ありがとうございました。私もこれからは頑張って子育てに専念します。もうこの街に来ることもないと思います。キスしていただいてもいいですか?」と。
『もちろんです。こちらこそ、お世話になりました。月並みですが、お気を落とさないでください。あまり頑張り過ぎないように。〝災い転じて福と為す〟と言いますから。これからは娘さんとご一緒に幸せを掴んでください。良いことがいっぱい訪れることを影ながら願っています』と言って、キスをした。
「名残り惜しいです。車で来ているんでしょ?送らせてください」『いいんですか?歩いて5分ほどの場所に』彼女は着換えて店の主人に「少しだけ出かけて来ます」と声をかけて。店の主人も【時間は気にしなくてもいいからね。ゆっくりね。さっき話したようにそれとなくお願いてみたら】と。
「すっぴんで恥ずかしいです」『とんでもない。とても綺麗ですよ』車の場所まで他愛もない話しをしながら送ってくれた。別れ間際彼女が突然キスをして「少しだけ横に座ってもいいですか?」
そして「今日でお店も最後でしょ。さっきオーナーから、終わったらあなたを誘ってホテルに行って、気の済むまで可愛いがってもらいなさいって言われ、道すがらドキドキしながらずっと迷っていました。先ほどお伝えした通り、もっと一緒に居たいです。でも、ホテルに行ったらきっとあなたとの関係から抜け出せなくなってしまいます。娘のこともおろそかに … 。だから … 」
私は口の前に人差し指を立て、静かにと言うよりも、それ以上言わないでいいよと言うサインを伝え『ありがとう』と言った。
彼女も意味を直ぐ理解して「本当にこれでお別れですね。悲しいな … 」と一言だけ。
車のエンジンをかけるとカーステレオから〝In my life〟が。「あっ。In my life だ。いい曲よね」続いて〝I Will Always Love You〟が流れると。素敵な曲。誰が唄っているの?」『ドリー・パートンと言う、私の好きなシンガーソングライターで、アメリカでは有名なカントリー歌手です』「選曲のセンスがいいなぁ。主人もビートルズが大好きでした。この曲が終わるまで居てもいいですか?」と。
「あなたの選んだ曲をもっと聴いていたいけれど、きりがないですね … 。お元気で」と。『どうぞ』と、カセットテープを渡すと「いただけるのですか?ありがとうございます。大事にします」と。静かにドアを締め、視界から消えるまで手を振ってくれていました。
〝I Will Always Love You〟は後年、映画〝ボディガード〟でホイットニー・ヒューストンがカバーして大ヒットし一躍有名になりましたが、私は哀愁を帯びたドリーの方が好きです。ホイットニーのVerはドリーの盟友である、リンダ・ロンシュタットが70年代半ばにカバーしたものに近いかなと。
客相手の女性は何人か居られたようですが、常時待機しているのは2人ほどだと言っておられました。
次に行った時、店の主人が女性2人に「今日は急用ができたので早めに店を閉めるから上がっていいわよ」と言ったので、『閉店でしたら私も帰ります』と伝えると、小声で「〝本日休業〟の案内を出しますが、鍵はかけないでおきます。一旦外に出て、彼女達が帰ったら戻って来てください」と。
帰るのを見届け、暫くしてから声をかけると「2階に上がって待っていて」との返事が。
2階で待っていると飲み物を持って来てくれ、彼女は階下へ。
10分ほどすると、いつもとは違い、上下白のTシャツとホットパンツのラフな姿で「お待たせ。暑いからシャワーを浴びて来ちゃった。今日は私でいい?もちろんお代は頂かないから」と言って微笑んだ。『いいんですか?』「いいのよ、今日は。いつも店番をしているおじいちゃんがいるでしょ。私の父なの。今日は父も居ないし、あなたが来てくれたので店を閉めて、たまには女になりたいなって … 」
「シャワーのついでに下着も外して来ちゃった。エッチなモード全開!脱がせたかった?」と。『そんなことないですよ。下着なしってシチュエーションは別な意味で興奮しますから』と言うと、はにかんで 「少し明るいけれどこの部屋でいいかな?座椅子を使って壁に寄りかかって」と言い、私に後から抱られるように寄りかかった。ホットパンツのジッパーを下ろし、股間に手をのばすと、すでに濡れ濡れの状態に。「ちょっと待って、隣からは見えないと思うけれどカーテンを閉めてくるね。時間もたっぷりあるし、いっぱい可愛がって」と。
私はTシャツをまくり上げ、舌をからめてキスをし、おっぱいを揉み、耳に息を吹きかけて『実はずっと君としたかったんだ。すごい色香だから』と囁くと「本当に?嬉しいな。私もあなたに抱かれたかったの」
『乳首も勃っているし、おまんこもまん汁でビチョビチョですよ』「だって。お店に来た時から父も居ないし、今日はあなたとエッチができるチャンスだなって。店を早く閉めることばかり考えながら本を探しているあなたを見ていたらおまんこが疼いちゃって … 。恥ずかしいけれど、下着を濡らしちゃった。今日は大丈夫だから生で挿れて … 」『中出ししちゃいますよ』「はい。いっぱい出して」
ホットパンツを脱がすと「先にフェラがしたい」と。彼女は前かがみになって咥え前後にゆっくりと。「はぁ~。硬い。硬い。美味しい … 」Tシャツ1枚で丸出しになった白いお尻を見ながらのフェラは何とも言えませんでした。
「もう我慢できないよ … 。おまんこにおちんぽをちょうだい … 」対面座位で嵌めた後、腰を抱えバックで。部屋にはパン。パン。パンと音がひびきわたり、彼女の「すごい!すごい!もっと、もっといっぱい突いて!おまんこが。おまんこが。気持ちいい!」
時々おっぱいを揉んだり、乳首をつまんだり、クリトリスを刺激して。動きを止めると、彼女は自らお尻をゆっくりと振り、前後に。左右に。深く。浅く。時には激しくぶつけてきた。
こんなに明るい時間でのSEXは野外を除いてしたことがなかったので、妙に興奮した。彼女の股間からはまん汁があふれ、ズプッ。ズプッっといやらしい音をたて、ちんぽでかき回したためまん汁も白濁していた。
どの位嵌めていたのでしょう。彼女は静かになりぐったりして動かなくなった。逝ったようでした。私もドクドクと中出しを。腰を掴んでいた手を離すと前のめりで私から離れた。
暫くして「とっても気持ち良かった … 。熱いのが入ってくるのがわかったよ。 本当に久しぶり。時間はたっぷりあるからもっと、もっと可愛がって。飲み物を持って来るね。なんだかフラフラしちゃってる。腰が抜けるってこう言うことなのかな?」と言って階下へ。Tシャツに下半身丸だしでトレーを持って歩いて来る姿は、ただただ“エロい”としか … 。
『その姿、ビニ本よりもエロいよ』「やだなぁ。もう … 。一緒にしないで!」
ピッチャーから冷たい麦茶を注いでくれ「氷も入れる?水ようかんも良かったらどうぞ」『ありがとう。氷もお願いします。せっかくですから、水ようかんもいただきますね』
Tシャツを脱がせ、素っ裸の彼女を後ろから抱え、話しをした。
「あなたのお相手をした女性が雑用を手伝ってくれていた時、あなたのことばかり話していたのよ。私もあなたのことが初めて来てくれた時から気になっていたから、話がはずんで。二人して、抱かれるのならあなたのような男がいいねって。それと彼女からあなたのお相手をもう一度してから辞めたいって言われたのよ。女にそんなことを言わせるなんてそうそうないわよ。この幸せ者が!」と肘で小突かれた。
「ここだけの話しだけれど、彼女はこの前旦那さんを亡くしたばかりなの。お子さんもこの春に中学生に上がったばかりなのに … 。だから、今日で最後だし目をつぶるから、時間を気にしないで思いっきり可愛がってもらいなさいって。店を預かる身で大きな声では言えないけれど、もちろんしてあげたんでしょうね」
『はい』「良かった。彼女も待ってた甲斐があったわね」『ご主人のことはこの前お聞きしました。お気の毒としか … 。時間が長かったのは君の気配りでしょ。優しいんだね』「たまには気配りも … 。彼女の想いに応えてあげたかったの」
「旦那さんのために風俗の仕事までして頑張ったのに。神も仏もあったものじゃあないわよ。悲しいよね。元気にしているといいんだけれど … 」
続けて「彼女から聞いたよ。人差し指を立てて、ありがとうって言ってくれたって。そういうところなのよ。優しいんだから。もう … 。そんなことされたらたいていの女は疼いちゃうわよ」
「彼女があなたが来るのは土曜日午後の早い時間じゃないかと思うんですってと言っていたし、最後の時もやっぱり当たってましたって喜んで。お聞きしたら土曜日の午後早い時間だと言ってましたって。だからできるだけこの時間に用事を作っては父にお願いして、ずっと待っていたんだから。本当にこの幸せ者が!この!この!」と再び肘で小突かれました。
「店ではいつも父が一緒だし、お誘いできるのは今日しかないなって」『嬉しいです。ありがとうございます。さっきも言ったように私も最初に店に来た時から君を抱きたいなって思っていました。ビニ本も何となく君と雰囲気が似ているモデルさんの物を選んで。まさかこうして実現するとは思いもしませんでした』「本当に!嬉しいな。あなたは本を買った時もいつもはにかんで会計するし、本を探している時も他のお客さんと違ってギラついていないから、最初に来てくれた時からとても気になっていたの」
他愛もない話しをしていると「ちょっとだけ遅いけどお昼寝をしようか?腕枕をしてもらってもいい?」『いいですよ』いつの間にか二人とも寝付いてしまいました。
うたた寝をして気が付くと彼女が横になったままちんぽを優しく触っていました。「ごめん。起こしちゃった?また欲しくなっちゃった」『そうだね。私もしたい』「嬉しい。して!して!いっぱい、可愛がって!」『フェラのお返しにクンニするね』
「舐めて!いっぱい舐めて!」彼女は僕の頭を抱え、やがて、クリトリスも顔を出して。まん汁でトロッ、トロッに。
『おまんこがとろけるくらい嵌めまくっちゃおうかな』「はい。嵌めて!嵌めて!気が遠くなるくらい嵌め倒して!」
後側位で突き挿し、片脚を持ち上げて抜き差しを繰り返し『挿さっているのが良く見えるよ』「すごい。すごい。本当に良く見える。挿さってる。浅かったり。深かったり。おまんこがとろけちゃうよ~」『まん汁がちんぽでかき回されて白くなっているよ。いやらしいなぁ』「言わないで!あぁ。何かすごい。見ているだけでおまんこが!おまんこが!もっと。もっと。いっぱい突き挿して!」
彼女を立たせて〝立ちバック〟を。「もう駄目 … 。立っていられない」と。『それじゃあ。これで少しは楽になって』と、彼女を抱え〝駅弁ファック〟で腰を打ち続けると「いい!いい!こんなの初めて」と。やがて無言になったので、ゆっくりと下ろすと暫くうつ伏せで倒れ込んだままに。
肩を叩き『大丈夫?』と、声をかけると「大丈夫じゃあないよ。頭がぼ~として休まないと立てそうにないよ。今までにこんなSEXしたことないもの。でもとっても心地よい気分」と。
『これは気付けの注射が必要なようですね~』と言い、覆いかぶさりゆっくりと抜き挿しを繰り返した。お尻に当たる時の弾力がたまらなく気持ちいい。『この注射は液が濃いので、打たれる女性の気持ちが昂らないと出ないかも知れません』「気持ちはずっと昂りっぱなしです。打ってください。出してください。あぁ。あぁ。気持ちいい!お尻が勝手に動いて止められないよ~」『出る!出る!気持ちいい~』「出して!出して!中に出して!あぁ。熱いよ~」何度目かの中出しを。
横に寝転び『効いた?』と尋ねると「もう … 。気持ち良くって効き過ぎちゃったよ」『元気になった?』「はい。いっぱい注射していただいたので元気になりました」『この幸せ者が!』と頭をポンポンすると「はい。とっても幸せです。お返しされちゃったね」と言って、笑った。
すっかり暗くなっていました。彼女は風呂を沸かしてくれ、二人でシャワーを浴び、入浴しました。「晩ごはん作るから食べてって」と、とても美味しい晩ごはんをご馳走してくれた。
向かい合って箸を取りながら「今日は本当に楽しかった。私、女を通り越して欲情した〝雌〟みたいだった。変な話しまだ挿さっているみたいな感覚なの。ありがとう」と照れくさそうに笑った。『こちらこそ。私も〝雄〟みたいでした。人間もやっぱり動物だよね』「そうね。本能に赴くままに求め合うって言うの。そんな感じだった。決して忘れることのないSEXになりました」と。
「実は私も2年半ほど前に事故で主人に先立たれたの。子どもも小3の女の子が一人いるんですよ。だから嫁ぎ先から実家に戻って … 。普段は母が面倒をみてくれているの。今、再婚の話しが来ているんだけど、正直迷っていて … 。子どもも難しい年齢でしょ。でも、私ももう直ぐ34歳だし、子どもの将来のこととかを考えると受けた方がいいのかなって … 。ごめんなさい。つまらない身の上話なんかして」『構いませんよ。人に話すだけでほんの少しだけでも楽になることもありますから。僕で良かったら話してください。黙って聞くことしかできませんが』「あなた、やっぱり彼女の言っていた通り優しい人ね。言ってたよ。彼は無理強いは絶対にしないし、いやらしいことをさらっと口にするけれど、正直で嘘はつかないし、会話していても決して余計なことは言わないって。最後にもう一度会いたいって言ってた気持ちが良くわかったわ」
「だから、最初にいやらしいことを言われた時に、来た。来た~って。でも決してあなたに合わせた訳ではないからね。さっき〝雌〟って言ったように、何もかも忘れて、本気だったよ。今日だけはあなたとだから。普段はあんなではありませんから」と、笑った。
『優しいのかな?冷たくはないと思うけれど … 。いたって普通だよ』
「優しいわよ。SEXもただ強いだけでなく、女として大事にあつかってくれたもの。SEXの強い男って、自慢したり、女としてでなく、物のようにあつかうって聞くよ。普段の話し方もとても丁寧だし、ふとした表情や仕草に優しさと男らしさが入り混じっているもの。女ってそういったことに敏感なのよ。あなたモテるでしょ」『いいえ!好かれるのは子どもとお年寄りだけです』「優しいからよ。同年代の女性からは、きっと彼女がいるんだろうなって思われて、話しかけづらいだけよ」『そうかな?』「そうよ。そのうちきっと素敵な彼女が現われるわよ」と。
「亡くなった主人も別段モテたって訳ではなかったけれど、とっても優しかったんだ … 」と。
「横に座ってもいい?」『もちろんです』「もう一度キスして」と。長いことキスをしていた。
「やだなぁ。また疼いて濡れてきちゃった。触ってみて」と手を取ってワンピースの中に導いた。『湿っているね。匂いを嗅いでもいい?』「いいけど … 。いやらしいなぁ」『今さら何を言ってるんですか。ついさっきまで』って笑うと「そうよね。でも、恥ずかしいものは恥ずかしいの!もう一度したいけど、したらきっと遅い時間になって、両親に変に勘ぐられてしまうから」と。彼女は横になり、私はワンピースの裾をめくった。
『いい匂いだよ。それに濡れておまんこの形が少しだけ』って言うと「本当にすけべなんだから」『はい。ただのすけべな男です。でも、すけべも悪くないでしょ』「はい。お陰さまで今日は2年半振りに幸せ者にさせていただきました」と。彼女もまたご主人に先立たれて以来のSEXだったと。
「こんな商売でしょ。夜に来るお客の中には、他のお客がいても周りに父や店の子がいないのを見計らって、誘って来る不愉快な男が多いのね。本当に失礼の極みよ。相手にするのも嫌だけど、お客だからやんわりと断わることしかできないし … 。
馬鹿にしないで。私は誰とでも寝るような尻軽女ではありませんって。娘の寝顔を見ながら悔しくて何度泣いたことか … 」と。急に黙り込み涙ぐんで俯いた。私は黙って抱きしめ、背中を右手の手の平で軽くポンポンと何度かたたいた。
「ごめんなさい。取り乱してしまって。せっかく楽しい会話をしていたのに … 」黙ってハンカチを差し出すと「ありがとう。あなたは本当に優しい人 … 」と、目頭を拭った。
「再婚が決まったら店も閉めるつもりなの。だから … 。どうしても今日はあなたに抱かれたかった。来てくれてありがとう。とっても良い日になりました」と微笑んだ。
「表から出ると人目もあるから勝手口に靴をまわしておきました。今日は久しぶりに熟睡できそうです。また来てね。待ってる」
『はい。私も良く眠れそうです。美味しい晩ごはんまでご馳走になり、ありがとうございました。また来ます。お休みなさい』とお礼の挨拶をして店を後にした。
それから数週間経って店を訪れると閉店の貼り紙が貼られていた。
固定電話を貸家に設置したのはその直後でしたし、携帯電話が普及した時代だっら、また別の展開になったのだろうと思いますが、連絡先を交わすのも大変な時代でした。
昭和ならではの良き出会いでした。
二人とも〝いい女〟だったな~。
店の建物そのものは当時のままの姿で今でも残っています。車で前を通る度に懐かしく思い出されます。今ではネットに無修正の動画が溢れ、簡単に手に入れることができますが、当時は当時でいい時代でした。