当時21歳だった私は友達と遊びに吉祥寺に来ていました。
友達とは普通にランチして夕方頃に別れたのですが、帰り道何故か胸に一抹の虚しさが去来しました。
果たしてこのまま童貞のままで何歳まで過ごすのだろうか。もしかしたら一生童貞のままじゃないだろうか。
そう言う考えが頭の中を駆け巡っていきました。
そこでスマホで「吉祥寺 風俗」と検索すると偶然近くにあったソープを見付けました。
行こうか行かまいか迷いましたが今日を逃したら風俗に行く機会なんてないなと思い行くことにしました。
しかし童貞が一人で風俗に行くのは羞恥やらプライドやらが邪魔して中々入れませんでした。
二時間程の店の周りを歩いているとソープ店の入り口の近くにジャージの男がそわそわした様子で立っているのを見付けました。
少しの間観察してると、この男はソープの入り口をチラチラ見ていたので自分と同じ志を持った若き日本男児なのだと分かりました。
ここは私が道を開き、彼の背を押してあげないといけないなと思い意を決してソープの扉を開けました。
中に入るとすぐ横に受付があり、料金を支払いました。
後から気付いたのですが、この店は町の条例で嬢の写真を掲載することが出来ず指名も出来ない店だったのです。
少しの興奮状態のまま応接室に行き爪を切りながら待っていると、ボーイの方が私の名前を呼び廊下へと導いてくれました。
この時の私は胸を踊らせ一体どんな可愛い子が出てくるのかとウキウキしていました。
しかし現実は無情でした。
暖簾を潜った先には数年前に大ブレイクした阿佐ヶ谷姉妹と激似の女性が立っていました。なぜ阿佐ヶ谷姉妹がいる。ここは吉祥寺だぞ。
私はこの瞬間完全にフリーズしてしまい、嬢に引かれるがまま部屋へと移動してしまいました。
嬢のマシンガントークに上の空のまま相づちをうっていると、とうとうプレイが始まってしまいました。
私は最後のプライドとして、この嬢の手で絶対にイかないと胸に刻み脳内に母親の顔を思い浮かべました。
時間は過ぎ残り10分となった所で嬢がフェラをしてきました。
多くは語りません。ただ、やはりプロだなと実感いたしました。
その後は名刺を貰い真っ白に燃え尽きたまま帰路につきました。
ここまで話して皆さんは最悪な体験だったなと思うかもしれません。
しかし、私はそうは思いません。
今回お相手してくれた阿佐ヶ谷姉妹似の嬢の方はプレイ中様々な知識を実践形式で教えてくれました。
童貞で夜の行為を梅雨ほども知らない自分にとって、それはとても経験になったし楽しかったのも事実です。
可愛い子を抱きたいのであれば吉原にでも行けばいいと思います。しかし、自分が将来可愛い子と付き合って、その子を満足させたいと思うのであれば吉祥寺のソープに行きましょう。
まぁ私は吉原に行きますけどね