禁断の木の実

最初は恋愛感情はなかったと思う。
むしろ、性に関する先生的なものを望んでた。
だから、他の子ともしてるとかでやきもちを焼いたりはしなかった。
それに、他の子ともたくさんしててくれた方が、自分だけじゃないって安心できた。
たぶん免罪符が欲しかったんだと思う。

もちろん回を重ねてくれば愛着もわく。
でも、私はM体質なのか、嫉妬心を煽られるのは嫌いじゃなかった。
女は元々張り合う精神があるから、私はもっと凄いエッチなことしてやろうって、いい風に興奮できたから。

だから、体中をベロンベロンに舐めまわされながら、他の子との体験を聞かせてと質問責めにしたりして。
息子さんもそういう私のエッチさが凄く欲情するって言ってた。
それだから興奮するのだと。

例えば好きなアイドルと潔癖な恋愛だけを求めて夢想してるだけの子は、不思議とそそられないものだと話てくれた。
なんとなくわかるような気がした。

やっぱり年齢差を越えて、いけない遊びを共有できる相手となると、どこか似た者同士的なところがないと無理なんでしょうね。



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