続き
佐藤さんが退院する前日、私は学校をさぼり、病室に行くと、伯父さんもいて、仕事を休んだようだった。事前に2人にはT子叔母さんが来るかもと伝えていたので3人であーだこーだ話をしていた。
伯父さん「実はさ、T子さんに呼び出されて、すごい怒られたよ、佐藤さんに何で言ったんだとか、無理やりやられたって言いますからねとか、お互い親戚同士の関係を壊したくないでしょって凄い怖い表情だったよ。」
私は、家にT子叔母さんがきた時かなと思った。
伯父さん「最後にこれ以上は絶体に言いふらさないでねって、あと、佐藤さんから何か聞いてる?って聞かれたから別に何も聞いてないって答えといた。」
佐藤さん「ンンッ…Wさんごめんね、でも、何も聞いてないって言ってくれたから、もし今日きてくれたらまだ…ンンッ」
と不適な笑みを浮かべながら、
佐藤さん「今日は、奥さんが来る時間になったら2人ともあのクローゼットの中に隠れててねンンッ」
伯父さん「佐藤さん何か企ててるな」
佐藤さん「奥さんと2人になれるチャンスをもらったら…いろんな手段を使ってでも、味見したいんだよねンンッ」
私「無理やりは叫ばれるんじゃ…」
佐藤さん「無理やりはないよ、奥さんって押しに弱いし、実はドMなんじゃないかと思ってるンンッまぁ~隠れて見ててンンッ」
興奮で臭い息をはきながら言っていた。この日の佐藤さんは口臭だけじゃなくて体臭もなんか酷かった。
伯父さん「T子さん、意外に気が強いとこあるし、ドMって…そうなのかな」
そんなこんな話してるともう夕方…あれ?こない?と3人で思っていると、扉を叩く音と「佐藤さん、私です、入りますよ。」
私と伯父さんは慌ててクローゼットに隠れ、ちょっと覗ける隙間を空けたがばれそうでドキドキしました。
佐藤さん「奥さんっ、きてくれて凄い嬉しいです。もうきてくれないのかと…」
T子叔母さん「えっ…ええ…ちょっと仕事を始めてなかなか…」
この日のT子叔母さんは、仕事の帰りだったのか濃紺のジャケットにタイトめのスカート、ベージュパンストに、髪は
茶色のセミロングを後ろに結んでいました。
伯父さん「T子さん…色っぽい…」
佐藤さん「仕事の帰りっぽいですね、その格好も素敵です奥さんンンッ」
T子叔母さん「いえ、ちょっと顔みせにきただけですぐ帰りますから」
佐藤さん「奥さん…この前は本当にすいませんでした。奥さんの魅力に我慢できなくって…私は農園であなたを見たときからずっと好きなんです。」
T子叔母さん「困ります。私には家庭もあって…この前もあんな…もう行かないって思ってましたし。」
佐藤さん「でも…来てくれたんですね…奥さん、俺は、別に家庭を壊そうとかじゃなくて、ただ奥さんのいろんなことを知りたくて…お願いです、奥さんのこともっと知りたい…隣に座って…ね…」
クローゼットの中で、
伯父さん「あんなんで座るわけないよな。T子さん帰っちゃうんじゃない、あんな気持ち悪いオヤジに言われたってね」
私はあんたも充分気持ち悪いけどなと思った。
伯父さん「あれっ!!T子さんベッドに座ったよ!!」
続く
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