・・・僕がうっぷしている隣にしゃがみこむように来て、
床に出された精液を見て、言いました。
「ショー君、すごい出るんだね。もう、大人なんだあ。」
「男の子だもんね。スゴイね!誰にも言ったりしないから
安心してね。」
「み、見てたの?」
「うん、途中からだけどね。ピュッピュって出すとこ
まで、じっくり見ちゃった。」
「だけど、なんで? 実家帰ったんじゃなかったの?」
「今年は、こっちのお友達と北海道行くの。だから、
準備もあって早めに一旦戻って来たの。でも、おかげで
いいもの、見ちゃた。」
「絶対、誰にも言っちゃヤダよ。」
「いわないし、男の子、みんなしてるでしょ?」
「そうだと思うけど」
「わたしの弟もしてたし、てつだったこともあるし、
だから、大丈夫よ。慣れてるのわたし」
「由未ちゃん、弟いたの?」
「いるわよ。わたしより三つ下だから、ショー君と
同じくらいじゃない?」
「高校生?」
「そう、中学から男子校だから女っけなくて可哀そう」
そんな話をしている最中、由未ちゃんはティッシュを出して
床の精液を拭って綺麗にしてくれていた。まだ、ペニス
むき出しだったことに気付いて急に恥ずかしくなって、
パンツはいて服着ると宣言して立ち上がると、言った。
「出した後ちゃんと洗っておかないと臭くなるわよ。」
といわれてしまった。服を着てベッドを整え終わると、
由未ちゃんは、秘密を握られてしょんぼりしていた僕の
肩を両手でポンポンと叩き。
「秘密は、守る! わたし、口は堅いの。安心して。」
そういい終わると部屋から出て、階段を昇り自分の部屋に
帰って行った。彼女は、その夜の夜行バスにのるとかで
キャリーケースとともに夕方出かけて行ってしまった。
それっきりになるなと安心したような、物足りないような
変な感じで過ごすうち、夏休みも後半に入った。旅行先
から直接実家に帰ったようで、彼女の姿は9月の声をきいて
しばらくするまで見かけなかった。夏休み初めのころの事件
も忘れてしまったかのように、休日に家で出くわしても
極、自然な感じで過ごしていた。
それが、十月に入ろうとするまだ暑かった日に・・・
※元投稿はこちら >>