色々と有り難うございます。
幸いに(?)妹は家庭裁判所というものに慣れているみたいで不安がる俺を笑います。
「べつに悪いことをして行くわけじゃないんだから、むしろビクビクもんはあちらさんでしょ?」とか、
そらそうだけどさ、……
わかりました。映像までは撮らなくても音声は残しておくようにします。
昨日はいつになく□□□と◎◎◎と真面目な話を一時間ほどしました。
話し合いの前に□□□はもちろんだけど◎◎◎にも確認をしておきたかったのでね。
一旦、家に戻す要求をされたら帰りたいか?には
「ここにずっといっしょにいたい」と、
「これから◎◎◎の叔父さんの、つまり俺の子供になるってことでいいの?」には
「うん、いいです」と、
「うちはお金持ちじゃないから今までみたいに何でも買ってあげたりできないけどいい?」俺
「うん、だいじょうぶだよ?ゴハンおいしいし」
この言葉では妹が□□□を抱き締めて頬を寄せるというシーンがありました。
妹も身重の体でたくさん頑張ってきたんだよな。
□□□もママの想いをちゃんと理解してたようで可愛らしく微笑みながら「ママ、あ、ごめんなさい、◎◎◎ちゃんのママ、□□□だいすき」と、
「やあね、ママでいいんだよ」妹も珍しく目を潤ませてました。
もうそれだけ聞けば俺はじゅうぶんだったですね。
学校の噂好きの保護者たちが影で暫くのあいだ騒ぐだろうけど、それも一時の事だし、それよりも□□□の長い人生のいい肥やしになるはず。◎◎◎を見ればわかります。要は親の愛が最も大事なんだと言うことだとね。
◎◎◎も最後には酷い貧乏で、ランドセルさえご近所さんの傷だらけのお古を背負っていたけどこんなにいい子に育ったんだからね。
あ、□□□が背負ってるランドセルは実の祖父母が買ってくれたらしい。
もちろん親が買うと言ったけどどうしても買わせてほしいと祖父母が頭を下げたんだって。□□□はずっと、その祖父母の姿と言葉を忘れないんだろうね。そんな一つ一つの思い出が今の□□□の人格を支えてるんだ。
つか、……まあいいけどさ、父親方の祖父母はどう考えて……
まあいいけど今さら。
弁護士か~、弁護士だよね。弁護士弁護士と、まずは先方との話し合いの結果だね。
ただマジで妹にはもう時間がないんだよ。大事な時なので変な気苦労をさせたくないのが正直なところです。
「私が一緒にいってこのお腹を見ればアチラも無茶は言わないんじゃない?」そういって笑う気丈な妹です。
俺的には出産に集中させてやりたいんだけど…………
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