こんな夜は性欲が解消しても興奮だけは持続していて眠れない。
なので部屋の灯りを少し上げて頬杖をついて姪っ子の顔を眺めて時間を潰します。
ベッドは俺が真ん中で俺の左に姪っ子、右側に妹が寝ています。
「眠れないの?」
妹が背中から囁きました。
「ん、」俺
「◎◎◎、スッキリさせてくれなかった?」妹
「いや、相変わらず素晴らしかったよ」俺
「寝顔、かわいい?」妹
「カワイイったらねえよ。あの頃のお前の生まれ変わりみてえだよな」俺
「あはは、まだ生きてますけど私」妹
「そっか、……じゃあ~、生き霊?」俺
「なにそれ」妹
「キスしていいか?」俺
「◎◎◎の代りに?」妹
「いや、……どちらかと言えば◎◎◎がお前の代り、かな」俺
「ふふっ?、◎◎◎が聞いたら怒るよ」妹
「ダメか?」俺
「イーに決まってるでしょ?」妹
「◎◎◎のクチ真似か」俺
「早く済ませて眠れば?」妹
「ん、…………なあ」俺
「はい、……なあに?」妹
「にーちゃん、って言ってくれよ」俺
「?、……ん、……にーちゃん、大好きだよ」妹
「ありがとう、……ごめんな、ごめん」俺
「なあに急に」妹
「あの時、あのとき俺がもう少ししっかりしていれば」俺
「にーちゃん、きっともう忘れていーよ、だってさ、私を今ものすごく幸せにしてくれてるじゃん」妹
「ほんとか?忘れてもいいのか?」俺
「うん、…………だから、キスして」妹
「ありがとうな……ありがと」俺
「にーちゃん…………にー…………」妹
「……、、……、、……、、……、、」妹、俺
少し楽になって、それから眠った。
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