色んな事があるもんです。
俺が全部呼び込むんだろうけどね。
「こんどの金曜日はパパのために頑張るらしいよ?、楽しみね~にーちゃん」
妹が笑います。
最近□□□のお泊まりが続いたのでパパを喜ばせる事ができなかったのを気にしてる……と、妹に言うと
「んー、ちょっと違うかも」妹
「違う?」俺
「あれもね、ガキのくせにもう女なんだよね」妹
「?」俺
「にーちゃんが女にしたんだからさ」妹
「いやいや、まてよ、何よそれ」俺
「□□□に負けたくないんだよ」妹
「負ける?」俺
「嫉妬だよ、シット!」妹
「□□□にか?」俺
そんな妹とのやりとりが昨夜、つか、もう日付が変わったリビングでありました。
つか、俺に□□□のパンツを嗅がせてけしかけた張本人が言うことか?(笑)
その時にはまだ笑えたんだけど……
「だから、安心させてあげてくれる?」妹
「ん、わかった」俺
そしてそのあと妹が聞き違いかと思うような、まさかの一言を聞いてしまった。
恥ずかしながら、結構なパニックでした。
それは不思議な一言でした。
「◎◎◎をお嫁さんにしてあげてくれない?」妹が言うんだよね。
「はあ?……何よそれ」パニクッた俺です。
「もうすぐ俺との子供を生んでくれるんだろうよ、妻はお前だろ」俺
「んー、そうなんだけどさ、」妹
「だけど、何よ」俺
「私にとってはさ、ヤッパリにーちゃんはにーちゃんでいてほしい、て言うかさ」妹
「…………」俺
「にーちゃんだって、ホントは私にもそう思ってない?」妹
こんなやり取りでした。
微妙に言葉尻は違うかも知れないけど、確かにこんな会話でした。
「◎◎◎がね?ママと◎◎◎とふたりでパパのおよめさんになろうよって、……だからさ」妹
「◯◯◯……」俺
「ん?」妹
「キスをしてもいいかな」俺
「ははっ、なに今さら……どーぞ」妹
長い長いキスを妹としました。
それはあの頃の妹の舌の味、そのものでした。
妹の言うとおりでした。
俺は、アホ兄は。妹を愛していたんです。
あの頃の妹が欲しかったんだ。
何かが違うと感じていたのは、そういうことか、と、妹の肌の臭いを嗅ぎながら目が覚めたような思いでした。
なに言ってるかわかってもらえないかも知れないけど、いいんです。
とにかくそういうことだったんです。
俺は妹が欲しかったんだ。
そういうことだったんだ。
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