にぎやかなガキども三人を送り届けてきました。
姪っ子はママと映画の話で今、盛り上がってます。
明るく振る舞ってる妹の顔を眺めていると、少しずつ気分が沈むのがわかります。
昼前に妹とヤろうとベッドに誘って始めようとしたら妹がヤる前に話を聞いてほしいと言い出しました。
まず、俺の子供が産みたいというのほ本気なんだ、と。そして、これから自分をどんなに好きにしていいから、と。二人きりの時なら何度でも、いつでもセックスしていいと。
「何が言いたいのよ」俺がそう言うと
目に涙をいっぱいに溢れさせてこう言ったんです。
「にいちゃんの赤ちゃんを産むからっ、だから、私と◎◎◎を家族としてずっと一緒に暮らしてほしいの」と、
「お願いだから、◎◎◎のパパでいてあげてほしいの」
そう細く小さく、囁く囁くようにうつ向いて言うとポロポロと涙を流したんです。
なんだか訳が分からなかったんだけど、とにかくしっかりと泣いてる妹を抱き締めました。
「あのな?、例えばな?、お前が俺の子供を妊娠しなくたって、◎◎◎はもう可愛い俺の娘だし、おまえはもう俺の大事な愛する妻だよ、何も心配すんな、心配要らないんだから……」そう言って妹の背中を撫でました。
ただ俺の胸に顔を埋めて泣いて、何度も頷いた妹。
ヤるのはやめようときました。妹にもそう言うと力一杯に俺を押し倒しました。
馬乗りになってまるで叫ぶように言ったんです。
「やってよっ!、私を抱いてよっ、にいちゃんを喜ばせたいのつ!」
そして、俺は妹を必死で抱いたんです。
妹は、俺なんか到底知り得ない闇を見て生きてきた……そんな気がするんです。
◎◎◎と、あんなに楽しげに笑っているけれど……何があったんだろうか。
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