禁断の木の実

「本当はウチに来たいんじゃない？」
姪っ子のスマホにまた今日も会いたいとエロっ子からラインがあったと聞いた妹が◎◎◎にそあ言うと
「きてもいいの？」◎
嬉しそうに、でも少し不安げな目を俺に向けました。
「パパと車で迎えに行くか？」
そう言うとようやく嬉しげな目が笑いました。
いまね、姪っ子の部屋から二人の楽しい笑い声がしています。すっかり仲良しになってますよ。
先方の御両親からは夕方には返すと伝えた時にエロっ子が「おとまりしちゃダメ？」と、迷惑かけるからと言われたので姪っ子の頭を撫でながら確認しました。
「ぜんぜん、おとまり、いーよ？」と言うので今夜だけは我が家、家族が増えます(笑)
「意外にいー子だなぁ」妹が微笑んで言います。
つかさ、普通さ、娘がよその家にお泊まりをするなら着替えとか色々と支度をして持たせると思うんだけどね、家もでかくて、車はベンツ、奧さまは別にアウディとBMなんて持ってるけど、親としてはどうなんだろうかね。
もちろんそれくらいは同じ歳の◎◎◎のがあるからどうにでもなるんだけどさ、
こんなところにもエロっ子の置かれた家庭内の位置付けがわかる気がする。
約束通り後でしっかりと初ダッコをしてあげるつもり。

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