「夕べの話なんだけどさ……」そう切り出すと夕食の支度をしながら妹の「んー」と、気のなさげな返事でした。
「あれ、本気だった?」そう聞いたら俺の方を見向きもせずに
「ナニがぁ?」と、そっけ無い対応に俺はチョットだけ不機嫌になってしまいました。
すると料理の手を止めて笑顔を向けると
「本気がいい?……冗談がよかった?」と逆質問をくれました。
「う、…ん」言葉に詰まる俺に両手を差し出すので抱き寄せました。
「わたしは本気だよ?……ぜんぜんホンキ」と急に真顔になって答えました。
そして俺の後ろにまわした手で俺の尻をポンっと叩きました。
「で?…にいちゃんはどうなの?」小首を傾げて俺を見上げます。
俺も実は答えを既に決めていました。
「じゃあ、今夜……どお?」そう誘うとまた笑顔に戻って
「わかりました、ダンナさま」そうふざけたのでした。
そして料理に戻る時に俺の尻をポンと叩いて
「がんばってね」そう言うと 鍋に向かいました。
頑張るさ。何度でもお前のその中に……
そんな事を思いながら白のカラージーンズの丸い尻を眺めていました。
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