禁断の木の実

なんだかんだ言って、ヤッパリ俺に遠慮してるんだなと思います。
妹はするなと言ってもなかなか当人としてはそうもいかないのはわかるけど、幼い姪っ子にまでそんな思いをさせたくない。
俺は事実上もう自分の子供だと思ってるから。親なら子供の自転車くらい買ってあげて当然です。
俺の心のどこかに自分の「娘」という気持ちが抜けていたのかも知れない。反省しきりです。
◎◎◎はアパートを出ると明るく元気な普通の女の子です。
また楽しい学校が始まりました。俺の方が少し早く家を出るんだけど姪っ子が俺の膝の上に跨がって聞くんです。
「じてんしゃ、かってもらうってともだちにはなしてイ？」と、
「いーだろ？、明日だぞ」と言うと
「うんっ！ありがとーパパ！」抱きついてきてキスをされました。
そうなればそれで済ます分けにもいきませんよね。
腰に腕を回して後頭部を押さえ、ソファーにキスをしたまま押し倒しました。
舌を吸いだして絡めながら熱いキスを……
「ねえー、あんたたちさぁ、朝からいーかげんにしなよぉ～」
後ろから妹がため息混じりに呆れたように言いました。
「あははっ、じゃあパパ、行ってくるな」俺
「んー、おしごとがんばってね」◎
「◎◎◎も学校、気を付けてな」俺
「パパ、もーいっかいチューする？」◎
「うんっ、するっ！」俺
「……、………、……、、、……、……」◎俺
「オラッ！早くイケっ！バカ親子！」妹

朝からもう早く帰りたいパパです(笑)

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