妹との話を書くつもりで始めたのに、いつもまにか姪っ子との話ばかりになってしまってますよね。俺と姪っ子の血縁関係は間違いなくあるけど、俺と妹は母親は同じでも父親はそれぞれ違うのでそれほど血は濃くないんですよね。
だから本来この場で書くべきは妹との性的な関係であるべきだと思います。
ただね、妹はすでに子持ちの大人で、俺との性行為はそれほど目新しく進化はしないけど、姪っ子は次々と新しい状況を提供してくれるのでね、ついついそっちに話が行ってしまいます。
母親が亡くなって、その並外れた(個人的感想)可愛らしさ故に変態叔父に養女として引き取られて行ってから……つか、俺にこっそりとチクったあの遠い親戚の叔母の言葉をもっと俺がちゃんと聞いていれば妹がこんなに性的に病んだりはしなかったはずなんだよな。
「あの叔父さんはねぇ…色々とね、だからできるだけ早く◎◎◎ちゃんをアンタが引き取ってあげなさいね」とか、そんな暗号みたいな事を言われても高校生になったばかりで、これから先の事で何も分からず不安の塊だった俺に分かるはずもなかったよね。
第一、そんな事を知っていて心配なら親類会議の時に叔父の養女なんて反対してくれたらよかったろうに。今更なんだけどさ。
妹からそんな叔父に受けた性的な虐待の話を聞くに着けて心が痛む思いだったけど、多分、本当はそんなエロがいつしか妹の体と心を蝕んでしまったんじゃないかと思うんです。中学の義務教育を終えると同時に叔父の家を飛び出したものの、生きるためにそれまで鍛えられた性のテクニックを使って何人もの男を手玉に取っての生活。
娘が生まれたけどコロナ禍から亭主が失業、もともと働かない夫はようやく再就職した会社も直ぐに倒産。妹の稼ぎで酒ばかり喰らう荒れた生活。酔っては妹と幼い娘への性的な嫌がらせを始めて、とうとう娘の背中に六針も縫う暴行を働いて離婚。
妹名義の多額な借金、取り立て業者に怯えて逃げ回る生活に疲れ果てて、ようやく俺に連絡をくれた。
「どうしてもっと早く……」と言った俺に「言えなかったんだもん……」と涙を流した妹を俺にはただの一つ足りとも責める言葉なんてなかったんだ。
貯まったアパート代を精算して、引っ越しと転居届け、姪っ子の転校手続き、驚くほどの高額な借金の返済。そして二人との同居。
初めて妹の所へ行った時、俺に助けを求めてた妹が言った言葉……
「私にはなんにもできないよ」と、
「いいよ、分かってるよ、俺が全部解決するからもう大丈夫だからな」そう言うと小さく頷いたあと
「にーちゃん、彼女とかいるの?」と聞こえないほど小さな声で聞いたんだ。
「居ねえよ、仕事が忙しくてよ」笑ってそう答えた俺に妹がくれた提案が
「なんにもできないからさ、にーちゃんの奥さんの代わりに使ってもらっていいからさ」
「使うって?」と俺が真面目に聞いたのがおかしかったらしく、ようやく笑顔を見せると
「もお、……ばか」と一言で全てを語った妹。
籍を入れて一年で離婚してから女の体から遠ざかっていた俺はその言葉で妹を「女」として見てしまっていた。
後の話だけど妹がその時の俺の様子を話した事があります。
「あの時さ、にーちゃんさ、正座した私の膝の間をチラッと見たよね」と、ニヤニヤ。
そう、自分の手で何年も処理をしてきて、さかも常に妄想は幼い妹と繰り返していた性的な戯れ、そしてあの暑い夏の思い出でしたから。
しばらくして薄暗く湿っぽいボロアパートに帰って来た姪っ子を見たときの、その驚き。
何年もの間、右手のお世話になっていた妄想相手がそこに現れたんです。まるでタイムスリップしたかのように当時の妹にそっくりな女の子でした。
考えてみれば◎◎◎を初めて見た時に受けた衝撃から、今こうなることは決められた運命だったのかも知れない。
ごめんなさい、また長々とエロくもない話をしてしまいました。悪い癖ですね。
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