妹が帰ったのはもう7時近くで、夕食を作る時間がなかったことと、姪っ子の検査絶食の事もあり三人で外食となりました。
学校の担任先生が訪問したことを姪っ子が話して聞かせるとフンフンと話を聞いていた妹だけど、姪っ子がドリンクバーにジュースを取りに行った時におかしな事を俺に言うんです。
「今日は残念だったね」なんて言うところをみるとやっぱりあれは意図的に娘と俺を二人っきりにしてましたね。
「残念」とは学校の先生が来たんじゃ◎◎◎とのエッチもままならなかっただろうという意味だと思うんです。
まあ、実際にはそれなりに楽しんだけど、確かに計画は狂いっぱなしでした。
「残念?、て?」白々しく惚けて聞き返すとニヤニヤしながら「べ~つにぃ? 」と、答えません。確信犯確実です。
すると「あの子、私に似てる?」いきなり聞かれたので「似てるとかのレベルじゃねえな、ほとんどタイムスリップだな」と答えてしまってから(ヤバっ、クチが滑った)少し慌てました。
「んん~~?」と、クリームソーダーを飲みながら意味深な目で俺を見る妹。
「いや、そういう意味じゃなくてよ」焦って取り繕う俺に「そ~いう意味って?、どういう意みい~~?」小首を傾げて意地悪く追い詰めます。
返事に困ってると笑いだして
「にいちゃんってさ、あの頃からホントに私の事が大好きだったよね」髪をかきあげながら言います。
そしてテーブルに肘を着き両手で頬杖をついて顔を乗り出して「いつもカワイーかわいーって言ってくれてさ?」と笑顔でいいました。
「だって、マジで可愛かったからさ」コーヒーを口に運びながらもう一言付け加えました。
「今でも、変わんね………けどな」と、
すると目を細めて「ね、も1回言って?」とおねだりします。
「今も変わらず可愛いままだよ」と答えた所に姪っ子が野菜ミックスジュースを持って戻ってきました。
「なになに?ママうれしそうにパパとなにはなしてたの?」ジュースをテーブルに置くと俺の隣にピッタリと肩を寄せて聞きます。
「あのね?パパが今でもママ、可愛いんだって」と聞かせたのでまた狼狽えました。
「おい、やめろって」と
すると更に「でね?◎◎◎がママの小さな頃にそっくりなんだって」と、やめる気配がありません。
すると姪っ子が俺の顔を見上げて
「じゃあさ、◎◎◎もかわいーってこと?」と、前向き発言に三人で笑いました。
そう……あながち外れてもいません。
姪っ子とのエッチは俺にとって、ある意味あり得ない夢のようなタイムスリップなんだと二人のそっくりな同じ笑顔を交互に見ながら思っていました。
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