わかりました。
母ちゃんにあのときの話を聞いてみたよ。
そしたらね深読みされたわ。
「今夜もやりてえの?」ってさ。最近昔にやった話を聞くたびにやらせてもらってるからさ、こないだなんか昼間っから襲ったりしてるから。人体は不思議なもんでさやり始めると精子の生産も少しずつ回復するんだわ。
奈美が急いで身繕いをしてシロへの愛想もそこそこに暗くなり始めた庭に停めてる自転車のスタンドを下ろして向きを変える奈美に声をかけた。
「奈美ちゃん」と俺が名前を呼ぶとチラッと俺を横目で見たんだ。
「ごめんな」何故か謝る俺に口許に笑みを浮かべて「うん」と小声で返事をすると自転車に跨がったけどペダルに足をかけて走り出そうとしなかったので近づいて奈美のポニーテールの頭を撫でた。
「おれな?……おれ、奈美ちゃんが好きでさ、好きで仕方なくてさ……」そう言うと俺の顔も見ずに無言で頷いたのさ。
「も、…行くね」そう言って自転車のペダルを踏むと走っていった…………
あの頃は携帯なんて世の中には無かったし連絡と言えば家電だけだった。
どこの家も農家なんて同じような家庭状況だったから俺の家は俺が一人の時間を見計らって奈美が電話をかけて来るようになった。
「きたから」といきなり言うので間抜けな俺が「なに、きた?」と言うと電話の向こうで奈美が吹き出した。生理があったと言うのさ。母ちゃんも不安だったんだよな。何たって姉ちゃんが兄貴の子供を孕んじまった時の父親の半狂乱ぶりを見てるだけにさ、13にもなれば生で中だしされたらどうなるかくらい分かってたから毎日が不安だったと母ちゃんが笑って話してくれたさ。
あんなに始まるたびに気が重かった生理がその時ばかりは跳び跳ねるほど嬉しかったもんだと笑っていうのさ。
でもそのあとはなかなか奈美とやるチャンスがなくてな、俺はもちろんだけど奈美もやりたくて悶々としてたんだと。
そして不謹慎な話だけど村のある家に不幸があってさ、奈美と俺の両親も手伝いに朝から出掛けてしまった事があってさ、田舎ってのは助け合いの意識が高いのさ。
「あれは何かの祭日だっけか」そう母ちゃんに聞いたら「なんもさ、日曜だったべさ」
女ってのはよく覚えてるもんだと感心したわ。
奈美の自転車のブレーキが鳴って、……
そうだった、赤と白い袖のスタジャン着てたよなと俺が言うと「よく覚えてたな」と母ちゃんが笑ったよ。
だからもう寒くなってたんだ。二人ともよくそれまで我慢してたもんさ。
そのときに奈美と2回目を俺の部屋のベッドでやったけどゴムがなかったので心残りだったけど奈美から抜いて射精した。奈美が俺にされながらしつこく「中で出すんでないよ、中で出したらダメだがらな」と繰り返していたっけ。
「わがってる、、、わがってるから」そう言って奈美の頭がベッドにゴツゴツ当たるほど突き上げていたな。奈美が両手万歳でベッドのヘッドを押さえていたっけ。
その日は意地汚く何度も奈美の体を求める俺に黙って応じてくれた奈美だった。
「三回もしたか?」と言うと「バッカこくでね、五回したべよ」
母ちゃんが言うには五回目には一滴も出なかったそうだ。若かったからな、自分でも感心したわ。
他に村の社の裏で奈美の後ろから入れたこともあったし何とかカンとかチャンスをみつけてはやってたもんだった。
社の裏でやったときは興奮したよ。奈美も初めての外での一発を後ろから入れられて興奮してたっけさ。
たぶんあの社での一発で受精させちまったんだな。お互いに興奮しててよ、つい抜くのが遅くなっちまったからさ。
※元投稿はこちら >>