妻が娘の髪をツインテールにしようとすると1つのポニーテールがいいと言います。二本にすると二人の男の子に髪を引っ張られるのだそうです。
手を止めた妻が髪を引っ張るという子供の名前を聞くと答えません。何度も強く聞くとやっとその二人のクソガキの名前を言いました。娘の話では娘の髪を左右から綱引きのように引っ張って苛めたあとこう囃し立てるのだそうです。
「手を洗おうぜー、うつるからよおー」とか「こいつ、あそこに毛がはえてるんだぜ、キモっ」そして二人して娘のスカートを捲ってタイツに手をかけて「みせろよ」と引き下ろそうともされたと言うのです。
妻が逆上して私の前に連絡帳を叩きつけると「なんで毛の事をそいつらが知ってるの?いつみたの?これ絶対に保育士の誰かがっ、、絶対に許さないからっ!」
娘が私に抱きついてきて泣くんです。
「パパごめんなさい…だってね?ママがね?どうしてもいえってゆーから…」悪いのは娘ではないのに謝ります。ママがあまりにも逆上して喚き散らすので自分が話したことがまるで悪いことをしたように感じたのでしょう。
娘の背中を撫でて「●●●は何にも悪くなんかないよ?ママが怒ってるのは●●●を苛めた子のほうだからね」そう言うと泣きながら頷きました。
その娘の姿をみて妻もやっと正気に返ると娘に謝ります。ママも泣きはじめてしまいましたので私が園には厳重に強く申し入れする事で一応決着がつき収まりました。娘に聞くと保育園には行きたいと言うので送りがてらに再度この件を園長に申し立てるつもりです。
日本人神話というのがあるそうです。勤勉で真面目で優しくて誰にも思い遣りに溢れた言動をする……もうそれは文字通り「神話」となって今は消え去ってしまったのかも知れません。弱い者を、体に障害を持ったものを家庭内で家族ぐるみで差別をし見えないところで笑い者にする国になっています。もしも妻の言うように保育士が娘の持った障害をリークしているのだとしたら市役所にも申し立てをして、ダメなら訴訟を興してでも戦わなければなりません。
園を変えることは安いけれどそれでは被害者がただ逃げて問題はなかった事にされてしまいます。
学校のイジメと同じなのです。苛められた方を排除しようとする。苛められる側にもそれなりの責任があるのだという考え方。ならばどう責任があるのか証明をして見せて欲しいものです。常に加害者の味方であり被害にあった子供を指導教育して事を収めようとする。その方が簡単に見えるからです。弱い方の口が塞ぎやすいからですよね。やはり妻の言うようにこれは決して許される事案ではありません。
つまらない話でごめんなさい。
ナンネで書くことではありませんね。すみません。
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