妹、帰りました。今夜妻は帰ってくると連絡があったので顔を会わせるのはやはり気まづいとのことでした。
私の隣に腰かけると妹がこんな事を切り出したんです。
「あのさ、もし違ってたらゴメンなんだけどさ……」と
「んん、なに?」PCを使いながら生返事をすると
「私とさ……」
「んん」
「エッチしたいとか考えてる?」
妹の言葉に心臓が破裂するかと思いました。
「えっ、、ああ、うん、いやそれは……」自分でも何を言ったか覚えてなくて多分そんなうろたえた返事しかできなかったと思います。
「もしかしてさ、最近お姉さんとしてない
?」
「なんでよ」
「だってさ別々の部屋で寝てるっておかしくない?」
妹が来た夜に寝支度をしようとしたとき夫婦の寝室を使えと言って私が和室で寝てると言ったのを思い出しました。
「ちっちゃい頃のあの事をずっと忘れないって言ってたよね」
「あ?……んん、忘れてないよ……忘れられるわけがねえよ」
すると私の顔をじっと見つめたあと微笑むと
「やっちゃおうか」と言ったんです。
「えっ?……いいのか?」生唾を飲み込んであわてる私を見て妹が笑います。
「だってさあの頃は結局やらなかったじゃない?」
「んん、だな……」
「もうお互いにガキじゃないしさ、いいでしょ?」
「ん、……そっか、、そうだよな」答える声が震えていました。
「お姉さんと何があったか知らないけどさ、溜め込むのはよくないよ」笑いました。
私が妹の紙を撫でようと手を伸ばすとその手を掴んで
「でもここじゃイヤ……どっかへ行ってやろうよ」掴んだ手を押し返します。
「お姉さんに悪いからさ」
たとえ居なくても義姉への遠慮をしてのことでしょう。
私がソファーから立ち上がってすぐにホテルに行こうと言うと私の尻を叩きました。
「まだ化粧もしてないでしょう?あわてないでよもー」笑います。
「化粧なんかしなくてもお前は十分可愛いよ」と言って手首を掴んで引き上げました。
呆れたようにゆっくりと首を振りながら「やれるとなったら急にお上手ね」冷やかします。
ホテルの部屋に入ったのはそれから一時間程たってからの事です。
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