禁断の木の実

◇◇◇から少し困ったラインが来ていましたね。
◇◇◇には腹違いの妹がいて、その子は●●●の１つ下で同じ保育園に通っているんだけど、前に書いたと思うけどアパートの2階の奥の部屋に入居している老夫婦の親父が以前からその妹に怪しい事をする気配があるらしいんですよね。
１度は部屋に遊びに来るように誘われてるところを以前に住んでいた1階の奥の大学生に救われていたりして気をつけてはいたようです。
◇◇◇と手を繋いで歩いていてその親父とスレ違った時に妹の頭を撫でたり、まあそれはまだいいとして親父の不気味なニヤニヤが気になって振り向くと親父、立ち止まって妹の尻の辺りをじっと見ていたと言うんです。
◇◇◇が睨むと目を逸らして立ち去ったけど
「あのクソジジィ、マジでヤバい」
◇◇◇がそう言っていたんです。
昨日は●●●からも聞いていたんだけとその□□□ちゃんがお熱を出したので母親が迎えに来て午前中で帰ったようなんです。
アパートに連れ帰ったあと母親は薬やらを買いにドラッグストアーに出かけたそうです。
部屋に入る時親父とアパートの前ですれ違いどうしたの？と声をかけられたので事情を軽く説明したあと母親は直ぐに買い物へ。
すでに熱も下がっていた□□□が外へ出てガタゴト何かをしていると２階の通路からそのオヤジが階段を下りてきたんだそうです。
１階の通路と隣の鐵工所との間には高いブロック塀があり下には細い排水溝があるんです。
なんとあろうことかそのオヤジ、いきなり□□□の目の前で溝に向かって立ち小便を始めたそうです。
つい珍しそうに親父のペニスを見ている□□□にオヤジが
「□□□ちゃんはパパがいないからオチンチンが珍しいの？」そう言って□□□の方に体を向けて摘まんで持ち上げたりして見せたと言います。
「さわってみれば？」
そう言って数歩近づいたので□□□は慌ててドアを開けて逃げ込んだそうです。
ドアの外からオヤジが
「ゴメンゴメン、ちょっとからかっただけだよ、ゴメンね」という声がしたと言います。
□□□は何故かその事を今朝になってから母親に話したらしく今後は□□□を絶対に一人にして置かないことを◇◇◇と話し合ったようです。
相当ヤバイ話です。◇◇◇が警察に、と書いてきたので、先にアパートの大家にママから相談させたほうがいいと伝えました。
いきなり警察が介入すると何をされるかわかりません。
引っ越すのもね……あの広いアパートであの家賃は他では難しいでしょうし。
アパートは大家直に母親の不倫相手の知り合いで格安で入ってるのでね。
私が言うことじゃないけど、この世の中に小さな女の子には危険すぎますよね。

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