◇◇◇を朝に待ち合わせたコンビニで下ろすと私はコインパーキングに車を停めに行きました。
最初の頃はこのコンビニに車を停めてたんだけど万が一の事を考えて今はコインパーキングに停めています。コンビニより5分ほど余計に歩くしお金もかかるけど安心料だと思っています。
表通りから町工場と倉庫の間の細い道、と言うより通路を抜けると突き当たります。行き止まりです。
その突き当たりの建物が2階建て、6世帯のアパートです。一応外壁はリフォームされているけどかなり古い建物で◇◇◇は1階の3世帯の真ん中です。右には町工場の高いブロック塀があり2階に上がる階段の下にドアが3つ並んでいます。◇◇◇と妹の□□□の自転車が置いてある横のドアが◇◇◇の家です。
少し前まで一番奥の部屋は住んでたけど今は空き部屋となっていて1階の住人は真ん中の◇◇◇家族だけです。2階は3世帯で埋まってるようです。
あ、◇◇◇の話しを思い出したので書きます。
2階の一番奥に住んでる夫婦の親父が◇◇◇を怪しい目で見るんだとか。短いスカートを履いてると通りすがりに太ももととスカートの境目辺りを舐めるように見るんだそうです。全く声をかけないのがかえって怖いんだと。
「あのジジイ絶対にロリコンだから、キモいんだよね」
そう言ったあと、慌てたように訂正しました。
「あ、パパはべつねっ、パパは◇◇◇のカレシだからね」慌てぶりが可愛いんです。
しかも◇◇◇の話では「私よかさ、□□□を狙ってるかも」
□□□は●●●の1つ下の同じ園に通ってる◇◇◇の妹です。
◇◇◇は今は事故で亡くなってるけど母親と離婚した元亭主の子で、□□□はその離婚の原因となった今の不倫相手と母親の間にできた子です。◇◇◇もその経緯はちゃんと知っています。その上で妹を凄く可愛がっていて、基本◇◇◇は小さい子が好きなんでしょうね。
なんでも一度□□□が家の前に居たらその親父が「おじさんの家で遊ばない?」と声をかけたことがあったんだと言います。幸いにたまたま偶然にその時1階の奥に住んでいた大学生が通路を通りかかって□□□の頭を撫でて声をかけてくれて親父を睨んでくれたそうでそれからは声をかけたりはしなくなったと言います。妹にも絶対について行かないように注意をしているんだとか。
いまはその大学生もいなくなり不安だと◇◇◇が言います。純粋に□□□の事を可愛がってくれてた若者のようですね。
ドアの丸ノブを捻ると開きました。
素早く中に入るとドアを閉めてノックキーを押し込みチェーンを掛けました。
嗅ぎなれた◇◇◇の家の臭いが私の性的な興奮を誘います。もうこれも条件反射ですね。
古い割にアパートは意外に広くて玄関を入ると左手にドアがあって開けると突き当たりにトイレ、その左にユニットバス。玄関の正面はキッチン、兼リビングです。ダイニングテーブルがあって椅子は4脚あるけど1つは物置台となっていますね。細長いけどそれなりに広さはあります。突き当たりは一応ベランダサッシがあるけど隣の建物と1メートルしか離れてないので日は全く入りません。
玄関入って右は四畳半の引き戸があり、そこは母親の部屋です。その先が◇◇◇と□□□が過ごす子供部屋、兼タンス部屋の八畳の部屋です。その先に窓があるけどもちろん隣の塀で光はほとんど入りません。
たぶん見た目の錯覚なのかも知れないけど湿っぽく感じる部屋です。
勉強机はなく足を畳むテーブルを◇◇◇は使っていますね。プラの衣装ケースが壁際に並んでいてその上に◇◇◇の藤色のランドが置いてあると言った具合ですね。
◇◇◇が押入れから敷布団を敷いてくれたけどまだ部屋は暑くクーラーで冷えるまでリビングで過ごしました。
ダイニングテーブルを引き出して腰かけている私の正面に股がって抱きついた◇◇◇のシャンプーを変えたという長い髪を弄びながら話をしました。
肩越しにそれを引き出して私が鼻に押し当てると◇◇◇が微笑みます。
「いい臭いするでしょ?」と、
「ん、いい香りだな」私が誉めると可愛く嬉しそうな笑顔を見せたあとクスクスと笑って私に抱きついたので
「どうしたの?、何がおかしいの?」頭を撫でながら尋ねると
「でもねー、今日は朝にね?お風呂入っちゃったんだ」と言うんです。そして
「だって、パパ、連絡が遅いんだもん」そう言って私の背中を叩くのでした。
パパの大好きなオマタの臭いが洗ってしまったので薄いことを言ってるんです。
「いいよ、この甘い◇◇◇の香りも大好きだこらさ」
そう言うと「うん」と頷いてしっかりと腕を私の背中にまわして抱きつく◇◇◇でした。
でも……
黒のロゴプリントのタンクトップ、肩紐とチューブトップが白いラインの脇の下からは◇◇◇特有のワキガがプンと臭いたって私の脳幹を溶かし始めていました。
膨らみ始めたばかりの柔らかな二つの乳房が◇◇◇の肌の温もりとともに私の胸に心地よく柔らかく感じるのでした。
(少し長めのベロチューしてるあいだに部屋が冷えるかな……)
そんな事を考えながら◇◇◇の耳たぶを甘噛みし始めていました。
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