禁断の木の実

「告白編」
て、程でもないですけど私の侵している罪の1つを書いておきたいと思って……

最近の◇◇◇は派手なコスが多くなっています。私と会うときには薄く化粧もしてくるようになっていますしね。
こないだコーヒー店で騒ぎを起こした時に身に付けていたシャツもスカートも下着も初めて見るものでかなり男の目を引き寄せるため意識的に挑発する身なりでした。
あの◇◇◇のパンツを覗いてたエロオヤジはそういう意味では「被害者」とも言えるような◇◇◇のコスチュームでしたからね。
あれではロリコンでなくてもついパンツを見てしまいますよ。それがたとえ相手が子供だとわかってても見てしまう男の悲しい条件反射というものです。
あんな風に「ほおら、ほら、見せてあげるわよオジサン」風に色目を使って股をパックリ広げられたら堪ったもんじゃありませんよね。

じつは……
私は◇◇◇にお小遣いをあげています。
会ってセックスをするたびに別れ際に一枚の紙幣を◇◇◇の手に握らせているんです。
「ありがと」◇◇◇が微笑んでお礼を言います。
今月は既に一枚、先月は三枚……
今月もたぶん三枚は手渡す事になると思います。
◇◇◇から欲しいと言われたわけではありません。
最初は私が喜ぶので汚したパンツをくれるたびに新しいパンツを買うためのお金として渡してたんですけど、いつの間にか「お小遣い」という名のセックスへの見返りになってしまいました。
そのお金は妹のためにも色々使っているようです。
あ、一枚と言うと誤解があるかも……
三枚で一万五千円、つまり五千円を一回に手渡しています。
気をつけるようには言ってるけどおそらく母親は何らかの現金を娘が得ていることに気づいているんじゃないかと思います。
悪い金ではないですよ、高卒から今の会社に勤めて以来、臍繰りとして毎月一万を現金で貯めたものです。妻にも話していないお金です。時折使ってしまったけど今でも百万以上は残っています。
もちろん家族ができてからは家族に何か必要になったときに使おうと思っていたお金ですけどね◇◇◇とこういう関係になってしまったので……
彼女の勉強机なんかを買ってあげようと思ってるのもここから払う予定です。
まるで不倫オヤジがパートナーの女性に生活費を払ってるみたいですよね(笑)
これはこれで「罪」ですね。

生々しい話ですみません。

明日はまた一枚、彼女に手渡すことになるかもしれません。
ただ、あまり高額にならないようには気をつけようとは思ってます。◇◇◇のためにもね。

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