はい、ありません。
いくら妄想でもそれはあまりにも危険で可哀想じゃないですか。
私の物は自慢できるほどの立派な物じゃないけど、それでも例え小指でも可哀想なほどの小さな穴ですよ。とてもじゃないけどローションくらいじゃどうにもなりません。
必ず大怪我をさせて救急車を呼ぶ騒ぎになります。何があってもそんな目には会わせたくありません。
例え生理であっても娘の出血を見るのは耐えられないものです。
さて、我が家に連れて帰って寝かせようとしたんだけど◇◇◇が言うには「ウチのほーが近いよ」との提案だったので◇◇◇のアパートに行くことになりました。
これが間違い、というか成功というか、色々な事のはじまりでしたね。
あ、いやそんなヤバい事はしなかったですよ、期待させるとイケナイので予め(笑)
またお姉ちゃんが布団を急いで敷いてくれて娘を寝かせました。車の後部座席でお姉ちゃんの膝枕で既に眠っていた娘です。
確かに順序的には◇◇◇のアパートに先に行ったのは正解でしたね。◇◇◇をまた我が家から送って行かなくてもいいわけですから。
娘の寝顔を眺めながら……
「●●●ちゃん、可愛いね」◇
「んー、そうだね」私
あぐらをかいて座る私の隣で体を寄せるようにして膝を抱えて体育座りをする◇◇◇でした。横並びでピッタリとくっついていたので残念ながら下着などは見えませんでしたがいつもの柔軟剤の甘い香りが脳幹を痺れさせました。
そのせいだと思います。余計な事を口走ってしまいました。
「◇◇◇の寝顔も可愛いんだろうね」と、
◇◇◇が私を見上げます。
時間にして数秒間、まともに目をあわせての数秒間はとんでもなく長く感じました。
根負けした私が目を逸らすと更に私に体重をかけて寄りかかってきます。
(ヤバいヤバいヤバい……)
私の手が……勝手に、本当に勝手に◇◇◇の腰に回っていました。
じっと動かずに無言でいるの10歳の子供の腰を抱きよせてしまったんです。
長かった、本当に長く感じた数分間、◇◇◇の髪のシャンプーの香り、そして衣服の柔軟剤の甘い香りが薄暗い部屋の中に充満するようでした。
急に私が腰に回した腕を払うようにして立ち上がります。(やはりイヤだったかな)
「汗かいたからおふろ入ってくるね」◇
「え?、あ、ん、……」私は恥ずかしいくらいに慌てていました。
襖を開けると微笑んで手をふりお姉ちゃんが出ていきました。
呆然と間送るだけの私を残して……
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