お隣の奥様から千佐子にお誘いがありました。
アメリカの量販店の会員になっている奥様から買い物に行かないかというお誘いです。
珍しく土曜の休みなのでとの事でした。
旦那さんも一緒に、と気を使う奥様に千佐子がリビングのドアから顔をだし「どうする?」と言うので「俺はいいよ、子供らとお願いすれば?」と答えました。
昼食も店内で、との事なので11時には出かけるそうです。
注意して、そういう目をもって生活をしていればこんなチャンスは普通にあるものだと気づきます。
そう、勇輝は行かないそうです。
千佐子が妙な気を遣ってパパに言います。
「優美、おいていこうか?」と。
「何だよ、優美もひかると行くって楽しみなんだろ?連れていってあげなよ」
すると微笑んで
「うん、……ありがと」(って、ありがとはネエだろ)
今は優美とのエッチより優先する大きな問題があって、しかもこんなチャンスは神からの御告げにしか思えない、言わば[千載一遇]のチャンスです。
因みにこの四字熟語は千年に一度の偶然に起きた出来事と思っていたら違うんですね。
これって千年の百乗の年月に一回あるか無いかの偶然、つまり限りなくゼロに近い可能性の事らしい仏教用語なんだって、
どうでもいい話ですね、ごめんなさい。
でも今のパパの気持ちにぴったりの言葉じゃないですか!
下の子供らももちろん連れていく様なのでパパと勇輝が二人きりですよ。
パパ一人でも頑張ってみるけど万が一これを読んでくれていたらアドバイス、もらえると物凄く安心なんだけど……
まあ、そんなに姫にばかり甘えてもね、自分で少しは頑張らないとですよね。
お隣のチャイムを押してでも勇輝を家に連れ込むつもりです。
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