「ぶあああー、さっぱりしたあー」
シャワーから出てオヤジみたいな第一声を吐き出すとバスローブ姿でベッドに転がると
「少し寝ていいかな、ゆうべ夜更かししてさ、眠いんだよねー、朝早かったしさー」イヤミを言われてしまいました。
「どうせまだお前も立たねえだろ?」と笑いました。
思い直したように枕の下に隠した臭いショーツを取り出すとバッグの中からスーパーの薄い生物用のビニール袋を出して入れ口を結びました。
「洗うの忘れちゃった」と言ってバッグに入れるとまたベッドに横になりました。
後ろ向きで背中を向けたまま
「寝てるあいだにパンツで遊ぶなよ、ヘンタイ」
「しねえよ」(読まれた)
「どーだか、あやすい~……ちーのでいいだろ?」と言うので
「姉ちゃんの臭いがいいんだよな」と答えると寝返りを打ってこちら向きになると
「何がちがうの?」と真顔で聞かれて困りました。
「何が?…って、姉ちゃんのがヤラシイ臭いがする」
「はあ~?誰のでもションベンの乾いた臭いだろ」笑い出しました。
「そんな事ねえよ、姉ちゃんのがぜんぜんいい臭いだよ」こちらもマジで答えます。
「へええ、そうなん、……、なんだか嬉しかったりするなぁ」笑いました。
「前にさぁ、ななの(七瀬)脱ぎたて持ってきてやったよな」
「うん、」
「あれはどうだった?」
「姉ちゃんのには敵わなかったと…思う」
「へえー、そうなん…………そんなにいいなら次も汚してきてあげるよ」
いつの間にかこの大柄な女を抱いていました。
腕のなかで寝息をたて始めた姉の寝顔を眺めながら(けっこうかわいい女なんだなぁ……)
改めてそう思ってしまいました。
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