優美がベッドにジャンプして抱きついて来ました。
「あのね?ジジがね?ゆーみのおようふくかってくれるんだって!」
「へー、そうなんだ」
「さっきね、ママとでんわではなしてた」
「今日?」
「うんっ!きょうだって!」
ジジババはすっかり優美癖がついてしまって困ったものです。
ありがたい……
昨日の話を蒸し返すけど、七瀬はそう言う意味では本当に不幸な子だと思います。
「進学の(中学の)お祝いもしないで、今ごろでごめんね」と言って熨斗袋でお小遣いを七瀬にくれた千佐子のご両親が手を振って遠慮する七瀬のその手をとって握らせてくれるような方々です。
絶対にあの人たちを泣かせてはならないんです。
で、10時には出掛けます。
なんだかボーリングにも行くらしいです。
テレビのバラエティー番組で毎週ボーリングを競うのを見て自分もやってみたいと優美が言ったらしく今日は連れていってくれるらしい。
千佐子と公園にショタ狩りに行く時間が……あればいいけど、
千佐子がさっきね、優美のお泊まりセットを詰め込みながら私の顔を見て
「また、泊めてもいい?」と聞くんです。
「うん、いいけど、一応お前の支度もしとけよ」と私が言うと、少し間をおいた後で
「うん……しとく」だ、そうです。
皆まで言わなくてもわかり会えるのは助かります。
もちろん、ショタ狩りのコスチュームの支度です。
でも、今日は無理かも知れません。
優美ぎまたお泊まりになったら明日のお迎え前に再チャレンジできるかも知れません。
と、Bluetoothも忘れずに……と、みたら
先ほど千佐子がバッグに入れてました。
さすがに私の愛妻ですね。
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