おはよう姫。
あれからコンビニのトイレで普段着に着替えて髪も戻した妻が買った飲み物を持って車に戻ってきました。
「本気で日曜に会うのかって心配しちゃった?」私の顔を助手席から小首を傾げて下から覗きこむように言います。
「まさか……とは、思った」
「じゅんが会えって言うならいいよ?会っても」
「なんでそーなるわけ?」
「盗聴するの楽しいみたいだからさ」イヤホンを手にしてスイッチをON,OFFしながら独り言みたいにいいます。
「そんなの耳に入れてたらバレバレだろうよ」
「別に耳にいれてなくってもじゅんに送るだけならできるじゃん?」サラリと言うんです。
(うーん……この子は姫の言うとおり魔性なのかも)
「じゅん、見てた?」身を乗り出しました。
「なにを?」
「あの人さぁ、結構おっぱい大きかったでしょ?」
「あー、ん、そうだったかもな」
「私に話しかけながら自分のおっぱい揉んだでしょ」
「いや、見てなかったけど」
「その時ね、あー、もう私、ねらわれてるんだなあって確信したのよね」思い出すように目を泳がせました。
「お前の太ももに手を置いてたよな」
「そー、それ、辺なのに気がついた?」私を見る目が潤んでました。
「何を?」
「私の左側にいたでしょ?」
「うん、それが?」
「だったらさ、普通私の左足に手を置くと思わない?」
「ん、だな、……あー、そういえばお前の右足においたなぁ」
「でしょ?それもあの人、左手で置いたから私の肩におっぱいを押し付けたのよね」
「はあ、……なるほど」
「わかんないけど、危険をおかしても我慢できないくらいに溜めてるのかなぁって思ったら可愛そうになっちゃって」
「それで会うって約束したのか?」
「うん、……私なんか、じゅんがたっぷり可愛がってくれるからストレス無いけど、あの人はたぶん彼女がいないのよね」遠い目をしました。
「だとしても、やめてくれよな、沙絵だけでも大変なのに、レズはもう懲り懲りだ」とほっぺたを指で突っつくと
「ん、ごめんね」と幌笑みました。
(まだまだアブねえなこの子)
そう思いましたね。
気をつけてあげないとね。
それにしてもレズってロリコン並みに繁盛してるのかな。エロ動画だけの世界かと思ってたら普通にそこらへんに居るのかも知れませんね。
考えてみれば昔学校帰りとかで女どうしで手を繋いで歩いてるやつとかも普通にいたよなぁ……
気を付けようと思いました。
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