ナンパ?とまではいかなかったのかな。
小さな女の子を連れて来ていたお母さん。見たところ娘は3歳位、ママは35過ぎ位に見えました。
他には少し離れた所に高齢のおじいさんが1人いただけです。
ベンチに座る千佐子から
「シーソーにいるママさんが私を見てるんだけど」
から始まって私も気をつけて見ていると確かにチラチラと千佐子を見ているようです。
そのうち犬猫避けの砂場のネットを捲ると娘を遊ばせ始めました。
少しすると「ここ、いいですかぁ?」と言う声。
「はい、どうぞー、」妻の声です。
いつまでも暑いとか普通の社交的な挨拶があったあと
「可愛い服なんですね」と、ママさん。
(ん?なんか……へん?)
「この近くの方なんです?」ママさん。
「ううん?違いますけど」千佐子
「昨日ね、ここ通ったときもみかかけたのでご近所さんなのかな~って、」
「あ、今日も近くに用があって来てここで休憩なんですよ」
「そうですかぁ、なんかとってもかわいらしい方だなあと思って……もう用は終わったんです?」
「え、、まあ、そうですけど」
「失礼ならごめんなさいね?、それって、子供の服なんですね、かわいい、とっても似合っててかわいらしいです。失礼かなぁ、」
「いえ、そんな、ありがとう」
「お子さん、なんさいなの?」
「3歳になったばかりですよ」
しばらくそんな世間話、
ちょっとベンチからママさん立って子供のところへ
(撤収しようか?)私
「ん、まだいい、なんかへん」
(へん?大丈夫か?)
ママさん帰って来ました。また妻の横に座ると
「暑いですよね~、……、ね、もしよかったらでいいんですけどー、私の家、すぐそこのアパートなのね?お茶でも飲んで行きません?」
千佐子のニーハイとスカートの間の太ももに手を置いたんです。
(おい、なんかへんだぞその女)
「え?、あー、でも旦那さんとかいらっしゃるんじゃないです?」千佐子
「私、シングルなの、だから家には誰も居なくて話し相手になってくれたら嬉しいなぁ~って、ダメかしら」
千佐子のツインテを手の甲でサラリと下から撫で上げました。
明らかな千佐子にレズの誘いのように見えました。
(千佐子、その女、あぶねえよ)私
「ホントに可愛いらしいー、結婚は?」
「いえ、こんな女誰も相手になんか……」
「そーなんだぁ、ね、行ってお話聞かせてくれない?」
太ももに置いた手の指に力が入るのが見えました。
そしてその手が少しだけどスカートの方へ動かしたんです。
(千佐子!撤収だ、適当にあしらって向こうの出口から出ろ、出たら迎えに行く、早く)
「ごめんなさいね。もう時間がなくって、また今度誘ってくださいね」
千佐子が立ち上がると
「そう、残念だけど、気を悪くした?」ママさん。
(レズの誘いか確認できるか?)私
「ううん?ホントに時間ないの、」そう言ってママさんの腕を掴んで擦りました。
ママさんが立ち上がると千佐子のツインテールの間からから首に手を当てて
「ほんっとにあなた、可愛らしいわぁ、……」撫でました。
「ありがとう、また、誘ってくれますか?」千佐子
「いいの?もちろんよ、今度のまた日曜日に来てくれる?」ママさん。
「うん、……じゃあ、日曜日ね?、ごめんなさい」千佐子が歩きだし、振り替えって手を振ります。
ママさんも手を振り返すとベンチに座りました。
「間違いないね、絶対にレズ」千佐子
車を移動して道路を曲がった所で回収しました。
何だかドキドキでした。
※元投稿はこちら >>