骨抜き……
姫の言葉、そのものです。
もう、体のどこを捻ったって骨なんか無いくらいにグニャグニャのパパです。
でもね、分かってるんですよ、膿を出すなら早ければ早いほうが治りも早いって。
明日、沙絵と訣別できない本当の理由を聞き出します。
二人の間でどんな密約があるのか、または沙絵からの縛りがあるならば、それは何なのかを。
泣くでしょうね。
でも、追い詰められて逃げ道を失って全てを吐き出して楽になるか、心を閉ざして傷口を塞いで閉じ籠るかは私の攻め方次第の大勝負です。
千佐子の吐き出す毒が私を切り裂くことも覚悟しておく必要があるかも知れないし。
「あんたはちーの事をナンにもわかっちゃないんだよ」
沙絵は何かを知ってる、そしてそれを私に知られることを恐れて千佐子は沙絵のマリオネットとなってる。
それがただの私の思い過ごしなのか、確認するためには……壁に追い詰められて泣き出してからどうするのかにかかっていると思うんです。
千佐子をずっと、死んでからもなお愛し続けるためには、今つらい事を乗り越えないと叶わないことは明白です。
ひまり姫、パパはがんばるよ。
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