「千佐子を責めて口を割らせたよ、二人して俺を騙してたんだよな、それもずっと昔から、高校生から関係してたって聞いたぞ」
「何を聞いたか知らねえけど、何を騙してたって言うの、あんたよりずっと信頼し合う仲だってだけ、何が悪いっていうの」
「千佐子は姉ちゃんと、体の関係だって言ってるがな、信頼し合う仲にしては度が過ぎてるんじゃないか」
「千佐子、千佐子って生意気に呼び捨てにすんじゃないよ、なんなのあんた」
「俺の妻だろ、法的にも社会的にも、正式な俺の妻だ、姉ちゃんこそ何のつもりだよ」
「ちーは私がいないとダメなんだよ、私だけがちーを幸せにできるんだ、あんたになんか、ちーの寂しさを何一つ癒してあげられない、私がいないとあの子はダメなんだ あんたは何も分かっちゃいねえんだよ」
「体をつかってか?セックスで千佐子を縛りつけてんだろ、俺は全部聞いてんだぞ、」
「なに、それ。嫉妬? 亭主のクセにセックスで自分のかあちゃんを満足もさせられねー奴が、何の言いがかりだよ、笑わせんな、早漏の短小かわ被りが」
「なんとでも言え、千佐子はその早漏短小で包茎亭主と一緒に居たいって言ってる、姉ちゃんとは別れるってさ、セックスだけが夫婦じゃねえよ」
「ちーは、私からは絶対に離れられねーんだよ、あんたなんかには絶対にわかんねえんだ」
「千佐子には求めねえよ、姉ちゃんに言ってる」
「意味がわかんねえよ」
「姉ちゃんが千佐子を手放せと言ってるんだ」
「なんなのそれ、第一、なんで親友を手放さなきゃならねーの、あんたに何の権利があんの」
「友達だって言いたいんだ、体の付き合いじゃないと」
「あたりまえだろ、バカかおまえ、何のエロ妄想だよ、おまえAVの見すぎなんじゃねえの」
「そうか、認めないんだ」
「あんたこそ、ちーが小さいことをいいことに、怪しい事を毎晩ちーにさせてるって、知ってんだよ、ガキの頃から小さい女の子ばかりイタズラしてたもんなぁ~、そのうち優美にもてー出すんじゃねえの?もうだしてたりしてさ、ちーに言ってやろうか?」
「ふざけるな、七瀬を操って優美におかしなイタズラをしただろ、優美が喋ったぞ」
「ななが、何をしたかなんて知ったことか」
「そうか、どうしても千佐子との関係を認めないんだ」
「あー、無いことは認められねーよ、証拠でもあんのか」
「あるよ」
「どんな証拠だよ そんなのあるわけねーだろ」
「仕方ないな、出したくなかったけど、これで千佐子も観念してゲロったんだからな 一枚だけ送るからよく見ろよ」
例の、千佐子を赤ちゃんダッコで千佐子の性器を沙絵の指が愛撫する写メです。
千佐子の顔にはボカシをかけたけど沙絵の顔は鮮明に写っていて、言い逃れはできない筈です。
「断っておくけど、これ、元は動画だからな、先週の木曜日に俺たち夫婦のベッドで何をしたか、言い訳ができるならいってみろ」
沙絵から返事が来なくなりました。
「怪しいと思ってカメラを仕掛けたら、こんなものが写ってたよ。千佐子を離さないなら姉ちゃんの旦那にも見てもらうことになるよ」
何も帰って来ません。
「俺だって、姉ちゃんにこんな真似はしたくない、だけど千佐子を取り戻すためだから仕方がない 」
「LINEなんかじゃラチがあかねえから、今度、俺と話し合おうか。こっちから姉ちゃんに会いに行くよ 姉ちゃんの都合に合わせるからさ」
やっと返事がありました。
「ちーと、これを交換するんだな ちーも認めたんだな」
「もちろん認めた上で沙絵お姉ちゃんとは別れる、俺の妻になるって約束してるよ」
「そうか 木曜の夜にこいよ」
「昼間でもいいよ、会社なんて休むから。 木曜に千佐子を誘ってんだろ? 俺が都合をあわせるよ」
「わかった 家で話そう」
書くのたいへん……
物凄く時間がかかったけど、こんなやりとりです。
姫としては不本意な成り行きかも知れないけど、木曜には姉と直接に話し合います。
データーは渡しません。人質ですから。
謝罪と何かしらの償いはしてもらうつもりです。
沙絵もこのまま引き下がるとは思えないから、激しい抵抗は覚悟して行きます。
カードは持っていきません。危険ですから。
千佐子には沙絵とのLINEのやり取りを見せました。
「私は……許してくれるの?」
目を伏せたまま小声で聞きました。
「そーだなぁ~、 条件つきかな」
「なに?」
「これからもずっと11歳のコスプレを俺のためだけにしてくれること、かな」
「ば、か、…… わかりました、ずっとじゅんくんのために11歳になります………」
さて、沙絵との交渉はどうなるか
疲れました、 途中から何だか支離滅裂感が、
とにかく疲れました。
沙絵はどう出てくるか、不安ではあります。
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