部屋にいると妻がノックします。
もうカメラも片してあったので招き入れるとドアから顔だけ出して
「ごめん、寝過ごしたぁ、パンでいい?」
「うん大丈夫、疲れさせた俺が悪いし」
と言うと真顔になって
「もう、おこってない?」と心配そうに、小声で聞きました。
「ね、来て」私が手を差し出すと部屋に入ってきます。
いつ着替えたのかいつもの長いシャツを着ている千佐子を膝の上に跨がらせました。
キスをして、抱き締めながら囁いて聞かせます。
「千佐子、ちーちゃん」
「うん……」
「愛してるよ、……大好きだよ、だからこそイライラすることもあるからさ」
「うん……、、う、ん、」
泣き出しました。
「千佐子の全部を俺のものにしたいんだ、他の亭主たちと俺も同じなんだ」
「うん、、ごめんなさい……わかってるのに、、わたし、わかってるのに、、ダメで、」
「うん、だよな、ビデオ見てわかったよ」
本気で泣きはじめたのでもう一度キスをすると強く抱き締めました。
「沙絵はさ、麻薬と同じ。ちーちゃんの心と体から毒を吐き出させないと治らない……俺が絶対にそこから引っ張り出してあげるから、沙絵とは別れろよ」
泣きながら頷きます。
「言葉で言って?……沙絵とは別れる、もう千佐子の体には触らせないって」
「うん、沙絵とは別れる、……別れたいの、もうされたくないの…純の奥さんでいたいの」
「そっか、わかった。でも、そのためにはこのビデオが必要なんだ。」
「……消してくれないの?……」
「消さない。沙絵からちーちゃんを剥がし取る最強アイテムだからね」
「……だけど、、私、」
「大丈夫、俺が勝手に仕掛けた隠し撮りだって事にするから、ちーちゃんが撮ったとは言わねえからさ」
「……うん……」
「千佐子を、取り戻すためだから、千佐子を完全に俺だけのものにするためだから、」
「うん……わかった、」
朝食が済んだら二人で続きを見ようと言うとやっと泣くのをやめてくれて照れ笑いをしながら
「ばかぁ、もーいいでしょ?……沙絵の体も見たんでしょ?」と嫌がりました。
「沙絵のマンコはおまけだろ?お尻の割れ目にホクロがあるのは絶対の交渉カードだけどな」
「言ったらころされない?」
「うん、刺し違えても千佐子を返してもらう覚悟」
そう言うと千佐子の方からキスを求めてきたので力いっぱい抱き締めて長いキスをしました。
ビデオのなかの沙絵よりも長いキスです。
朝食が終わったら再開します。
まだ肝心な部分が再生されてないですから。
※元投稿はこちら >>