禁断の木の実

タフさが取り柄の32歳、も、さすがに疲れました。
残念ながら明日は出勤ですね。

千佐子には「沙絵お姉ちゃん」の件は頼みました。
そしたらね、何だか普通にそう呼ぶときもあるんだって、気を使って話して損した。
帰ってから急いでカメラの起動をレクチャーして、注意事項も幾つか、実際に操作させたのでもう大丈夫でしょう！
「この工作は純の執念を感じるね」と笑います。
「ちーちゃんのエッチで可愛い動画を撮るためだからね、気合入ってるだろ？」と答えると
「だからぁ、けっこーグロいかもよォ？……覚悟して見てね」と恥ずかしそうでした。
「グロいとか、絶対ないから、心配ないって」

しかし、ドキドキします。
何度も言うけど、本物のレズシーンを見たことがないので、しかも妻のですから。
どんな風にやるんだろ。
千佐子がすごい提案をしてきました。
「沙絵のパイパン、みたい？」と、
「え？」少し慌てたのがまた顔に出たようです。
「やっぱ、自分のお姉さんのを見るのって恥ずかしいんだね」と笑います。
「写るようにしてあげるね？」と悪戯っ子のような笑顔で言いました。
沙絵は恥毛がほとんど生えていないんだそうです。
千佐子からの情報なので確かだと思います。
節目ごとにLINEをくれるように言いました。
スマホで音声をリアルで聞けないかと言ったらバレるからダメと断られました。
まあ、バレるよね確かに。兎に角、あまり欲はかかずにビデオに絞ろうと思います。
明日です。10時過ぎには……始まる。


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