ツインテールの子供服を着た千佐子がやっぱり泣くんです。
それは反則です。
でも、今後、これから先の事を思えば千佐子と沙絵の関係はやはり終わらせなければならないと思うんです。
その為に、交渉に有利なカードを手にしなければなりません。
それは千佐子にはまだ伏せておくけれど、今回の事はその為の計画ですから、必ず成功させなきゃなりません。
たとえ、妻がどんなに涙を見せても、です。
でも、千佐子の協力が必須な計画ですから、千佐子の協力にはやはりご褒美は必要です。
だから、これから妻を抱きます。愛してあげることが私にできる妻へのご褒美ですから。
姪っ子と継母の沙絵との関係を千佐子はどう見ているのか、今夜抱きながら聞いてみようかと思ってます。
私的には沙絵は隠しているのではないかと思ってます。千佐子が気付いているかどうかはまた別として。
姫が言うような3Pとかにはなってはいないと思ってますが、もしも三人が互いの情報を共有した関係ならば話は私の手に負えない……
残念だけど、その時は「おりる」と言う選択になるかも……
優美は手放さないけどね。
そんなことにならないと願っています。
何もかも、私達姉弟が撒いた種なんです。
元をただせば兄妹で子供を二人も作った母と叔父が作った問題なんです。
でも今さらそんなことを呪っても始まりません。
先を見て進まないと。
聞くのは恐い。でも、聞かなきゃなりません。
千佐子も話さなきゃならないんです。
一連の全員の幸せのために、つらくても、泣いてもです。
おれね?それでも、最悪な結果でも、千佐子は手放せない。
何とかして千佐子は手の中に守りたいんです。
神様との約束なんです。
「必ずだいじにします」って。
だから、「おりる」と言う選択肢は、もがき、足掻いた最後の最後まで抵抗したあとにあるものです。
何を言ってるかわからなくなったので、屁理屈はこの辺でやめるかな……
姫は、眠っただろうか。
疲れてるんだろうね。 心も体も、ゆっくりとおやすみなさい。
大好きなひまり姫へ……
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