あのさ、姫の推測を読んでいて思ったんだけど、
沙絵はあのクソオヤジの事を千佐子に話して無いんだ。
だから、千佐子は沙絵の行動を見誤ってる可能性があるんじゃないのかな。
俺と何かあったと思い込んでるのかも知れない。
推測の全てがそこから始まってるから、沙絵の中に巣食っている闇が弟にあると勘違いしてはいないか?
だとすれば、沙絵には申し訳ないが千佐子に沙絵の初めての男の話をするしかないんじゃないのかな。
俺じゃなく、純じゃなく母の再婚相手に闇の根源があるんだって……
姫は、どう思いますか?
千佐子が沙絵に何らかを仕掛けるにはまだ時間があるだろうから、姫の助言が欲しいです。
「千佐子にクソオヤジとの過去を教えるべきか否か」です。
ずるいと思うかも知れないけど、母親と私の話、あと、俺たち姉弟の父親の話は隠しとおしたい。
千佐子と俺達の母親とはこれからも付き合って行かなくちゃならないから知れば妙にギクシャクするだろうし…… 。
おれ自身のためじゃなくて、沙絵も、母も、優美も、千佐子自身にもろくな事にならないと思うんですよね。
それとも…… 話さなきゃこの問題の解決にならないんだろうか。
いや、それでも、そうだとしても話すべきとは思えない。
思えません。
なんでこんなことになったんだろ
私的には、沙絵はやっぱり千佐子が欲しいんじゃないかと思うんですよ。
いや、、そうであった方が分かりやすいし、解決しやすいと、逃げてるのかもしれないけど。
話すべきなのかなあ……
沙絵のプライドやコンプレックスを……それでなくてもあんなに可愛そうな目にあった女の過去を更にホジクルようなまねをするべきだろうか……
※元投稿はこちら >>