沙絵は前にも書いたけど、実優と私の関係の何かを知っているようです。
それは多分、美優が一人で2日のお泊まりをした時に美優から聞き出した……
美優は「なにもいわなかったよ」と言いました、それはつまり裏を返せば何かを聞かれたって事です。
美優を引き取りに行った時に沙絵が
「おまえ、美優をよく教育してるな」と言った言葉が気になっていました。
昨日ね、お風呂で沙絵おばちゃんの話を持ち出して探りをいれてみたんです。
美優が言うには「もういきたくない……」
「なんで?沙絵おばちゃんに何か言われたの?」と聞くと首を振って「おばちゃんじゃなくてね?」
少し考えてから話してくれました。
「ぱぱにはいっちゃだめって……」
いやな予感がしました。
「誰が?」そう聞くと予想外の相手の名前が出てしまいました。
「◯◯◯おねえちゃん」
沙絵の娘(夫の連れ子)でした。今年中2になったばかりで、多分沙絵に、継母にレズられてる子です。
「あのね?◯◯◯おねえちゃんがね?みゆのおまたにさわるの」
ゾッとしました。お風呂での事だと言います。
「おねえちゃんね?ぱぱもみゆのここさわる?ってきくの」
(沙絵の指示で聞き出そうとしたか?)
「で?美優はなんて言ったの?」
「んー、だからね?ぱぱ、そんなことしないよっていったの」
美優を抱き寄せると頭を撫でて誉めましした。
「ありがとうね美優、美優は頭がいい子だね、パパとの約束をちゃんと守ってくれたんだね?」
「うん、……」まだ何かを隠してる様子でした。
「なに?お姉ちゃん、まだ他にも何か言ったの?」
またチョッと考えてから私の顔を上目で見て小声で話しました。
「あのね?……◯◯◯おねえちゃんね?……ぱぱみたいにね? …… みゆのおまたをね?なめたの……」
愕然としました。
多分、レズのテクニックを駆使して美優に快感地獄を味あわせた……
快楽に朦朧とした美優が無意識に「ぱぱ」と口走った可能性がある。
なぜなら私の執拗な愛撫で快感に意識が混濁した状態で美優は「ぱぱ、……、ぱぱ……」と私を呼ぶ癖があるんです。
普通の理性が働くときにはパパとの事を話したりはしない子です。
されたあと、もう一度聞かれたと言います。
「ぱぱにもこんなことされてるんでしょ?ってゆーの」
美優を抱き締めると不安そうに美優が続けます。
「みゆね?いわなかったよ?……ぱぱのこと、なにもいわなかったよ?」最後は涙声になります。
こわな小さな子に……こんな思いをさせて。
「そっか、ありがとうね美優、ありがとう……頑張ってくれたんだね、パパ、うれしいよ美優……」背中を撫でながら誉めてあげました。
「みゆがぱぱにいったって、ゆう?」
不安そうに尋ねます。
「美優が頑張ってだまっててくれたんだもん、パパだって美優が困るようなことは言わないよ?、大丈夫だよ、言わないから、心配しないよ?」
美優の腕が私の背中に回って小さく頷きました。
姪からの報告で確信はしたものの、決定的な証拠の美優のゲロは引き出せなかった。
その事に対しての「よく教育してるな」なんだ。
それは、多分、まだ千◯子が諦め切れないってことか?私との交渉のカードを握ろうとしたのか……
それならば、私は沙絵と◯◯◯の関係の証拠を掴むだけだ。完全な足を止めての殴りあいになるよね。
千◯子と美優を背にしての死に物狂いの戦いになるかも知れない。
神に祈る?
いえいえ、パパには姫が居るから、姫さえ帰ってくれば沙絵になんか負けるはずがない。
だから、神への祈りは姫の復活への祈りです。
どうやったら私にカードを呼び込めるのか、
それが課題です。
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