なんとなくですが、今から思えばその頃から姉は自分の出生の真実を知っていたのではないかと思います。
私がいつか母に父親の事をしつこく聞いた事がありました。 姉はその時、何故か必要以上に私を叱りつけた覚えがあります。
姉に何故怒るのかと訊ねると「うるさいっ!!」の一言で、私にはその理由が分かりませんでしたが……。
そしてそれも今から思えば、なんですが姉は異常に私には異性を意識させまいとする行動が見られました。
着替えも見たことがないし、家では制服以外のスカート姿も見た記憶がありません。お風呂の脱衣かごにも入浴中なのに下着などはありませんでしたから、多分ジッパーなどに入れてお風呂に入っていたのだとおもいます。 そして出てくると直ぐに洗濯機を回し、ジッパーから下着を取り出して着替えていたのだと、自分の出生の忌まわしい事実から、近親相姦の血を断とうとしていたのかもしれません。
姉は、実優と私の関係を知っていると思います。
以前に美優が姉の家に2日お泊まりをした時、実優を迎えに行った帰り際に私に意味深な事を言ってましたから。
「純、実優を上手に教育してるなぁ」と、ニヤリと笑いました。
いくら隠しても美優はさすがに子供です。その意図を持ってあれこれ聞き出せばボロを出すのは当たり前ですから。
美優は「なにもいわなかったよ」と言いました。
それは裏を返せば「何かを聞かれた」と言うことなのでしょう。
姉はもちろん私の性癖を知りすぎるほど知っていますから疑うのは当然です。
ただ、姉にも千◯子との関係や、恐らくは探られたくない義姪との肉体的な関係があってそれ以上は追求をしなかったのだと思います。
どんなに頑張ってみても、姉も私も同じ近親相姦の濃い血が流れているのです。どんなに忌み嫌っても逃れられないおぞましい悪癖の血が流れているのです。
幸いに姪と姉は血の繋がりはありません。
いま、
これは、理論上の話です。望んでるとかの意味ではなく、今、姉にとって近親姦の血を本当に満たそうとするならば、この世にいる相手は弟である私ただ一人です。
話は飛び、支離滅裂ですが、更に今から思えば、弟の私にあそこまで徹底して異性意識の管理をしていたのは、もしかすると姉の心の中に、もしかすると……
私がいたのかも知れません。
考えすぎですかね。
姉を前にして勃起ができるかと聞かれれば…… 正直、するかも知れません。
ボーイッシュですが、それなりはにいい女ですから。
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