禁断の木の実

おはよう姫。
うん、よくわかりました。
美優にはその通りに言って聞かせます。

ちーちゃんがベッドに入って来るなり何の言い訳だか先輩の話を始めたんです。
で、今日はエッチをしない理由とか聞かされました。
「純が最近ずっと寝不足だから……」て、
「うん、そっか」と答えたけど、それも何だかよそよそしく感じて……
自分でもよく分からないんだけど、何だか少しだけイラッとしてしまいました。
美優とのエッチが中断させられた事が原因かも知れないけど……
いきなり妻のパジャマのボタンを外し始めると私の手を掴んで嫌がりました。
それがまた私のイライラを加速してしまったんです。
「純、お願い」
必死に抵抗しました。
「お願いってさ、なんで、どうして？」
「ごめん、するから、するから、灯り消して」
もうイライラがピーク！
乱暴にパジャマのズボンを剥ぎ取ると枕元に投げ捨てました。ショーツを脱がす時も抵抗はしなかったのに肌着を上にずらそうとすると手を掴んで必死に抵抗する。
「いまさら小さいから恥ずかしいって訳じゃねえだろうよ」
「じゅん、ね、お願いだから今夜はちーちゃんのおまんこだけで許して、お願い……」
私を見つめる目に涙が溢れてた。
何だかものすごーくツラくなって手をとめると脱がしたパンツを拾って向きを確かめて履かせました。
「なんでさ、女のパンツって前後ろが分かりにくいのかな」とかバカな事をぶつぶつと言いながら。
パジャマのズボンを履かせる時には自分でシャツのボタンを泣きながら填めて……
「なんで、泣くんだよ」
(ちょっと言い方が悪かったとは後で反省)
震えながらシャクリあげて
「ごめんね？、、ごめんなさい、怒らないでじゅん」
「怒ってないけどさ」
「おこってるもん」
訳がわからない。つか、何に自分がイライラしてるのかがわからなかったのがイライラの原因でした。
美優とのエッチが俺の情緒を不安定にしてるのかも知れません。 それが相手にも伝わって妻を不安にさせてしまうのか……
妻の身支度を整えると妻の髪を撫でました。
「おこったりして、ごめん……明日はできる？」
抱きついてきて胸の中で何度も頷きながら子供みたいに本気で泣きます。
(なんなんだこれ)
背中を撫でてあげてあやしました。

妻が起きて寝室を出て行くときに目が覚めてしまってこれを書いています。

ごめんなさい、訳のわからない報告ばかりで。
寝不足で支離滅裂ですね。

姫の心の不安定は実パパとの事が原因？
そうでなければいいんだけど。如何ほどの力もない言葉とは思うけど、自分を大切にして下さいね？

また、時間をみて書きますね。

……パパの大切なひまり姫へ……



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