母と俺との関係をただひとり見破った人がいた。中学の時の担任の先生だった麻奈美先生だ。彼女は今でいう吉岡里○似のしゅっとした感じで、生徒から人気があった。中学の卒業式で、笑顔で俺達を見送ってくれたのが印象に残っていた。
高校に入り、真央とは自然消滅していた。しかし母とは依然激しく身体を重ていた。そんな時、町で麻奈美先生に再開した。「優君、元気!」恥ずかしくなるくらい大きな声で俺に近づいてきた。「元気だよ。先生は?」「それがちょっとね」30歳間近だが、肌が綺麗だと思って、横顔を見つめた。「ねぇ、優君に話を聞いてもらいたいの。良かったら家来ない?」先生は強引に俺の手を引いた。「ちょっと先生」俺は仕方なくついていった。先生のマンションに入ると別の女性と一緒に住んでいるようだった。「ルームメイト、いつも帰り遅いの。ほんとは男子禁制なんだけどね」先生はぺろっと舌を出した。「先生って可愛いとこあるね」「こら、大人をからかうな」先生は軽く俺の頭を叩いた。「また背伸びたね、教え子の成長はいつまでたっても嬉しい」先生は腕を組み偉ぶってみせた。「先生、話しって?」「学校ね、やめよかと思って」「マジで?」「あなたたちが卒業してから何だか心に隙間が出来ちゃった感じで」「だって他の生徒がいるじゃない」「でもね、優君、あなたはいないの。先生ね、ずっとあなたを見てたの、だからあなたのちょっとした変化に気づいていたの」先生は俺を見つめた「あなたは可愛くて、どこか事故で亡くなった弟に似ていて、目を離せなかったの」先生は弟の事故のこと、学生時代コンパで酔わされてレイプされたこと、立ち直らせてくれた女性と関係を持ったことを話した。「ごめんなさい、先生のこと一方的に話しちゃって」「いいよ、俺は何を話せばいいの」「先生誰にも言わないから、あなたの秘密を話して」「俺の秘密って真央のこと?」「その事もあるけど、もっと大切な女性のこと」「…」「先生ね、あなたをとがめようとしてるわけじゃないの。あなたがこれから幸せになれるかどうか確かめたいだけなの」「…」「もちろん誰にも言わないわ、だからあなたとも誰にも言えない秘密を作りましょ」先生は服を脱いだ。「あなたのお母さんにはかなわないけど、誰にも言わないから、一度だけわたしを抱いて、お願い」先生の潤んだ瞳が俺を見つめていた。俺は口唇を重ね、下着を脱がせた。「先生、全て忘れさせてあげるよ」「嬉しい、大好きだったのあなたのこと。でもどうすることも出来なくて」俺は母に教わった愛情を注ぐことで、中学時代の恩師を救いたいと思った。「ああ、優君、気持ちいい、とっても。」俺と先生は夢中でお互いの身体をむさぼり合った。
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