真央とは小学校から同じクラスで親同士も付き合いがあったので、回りからも近い存在と認識されていた。付き合ってから月1でデートらしきものはしていたが、それらしいムードになるのを避けていた。両親が旅行に行く時に真央は俺が泊まりに行くことを告げていて、ボディガードがいてくれて頼もしいとニコニコしていたらしい。俺は地元の空手道場に小学校の頃通っていたので回りからは硬派に思われていたし、男子と言い争いをしている真央を助けて仲裁することが多かった「優君が出て来なくても、あたし勝てたからね」いつもそんな強がりを言っていたが、両親には俺がいつも助けてくれると報告していたらしい。それを俺は母を通して聞いていた。
「ねぇ、あたしのことどう思ってる?」俺が苦手な数学の勉強をして頭をかかえていると真央は顔を近づけてきた
「どうって、世間一般でいう彼女じゃん」「でもさ、優君なにもしないよね。デートの時も、手を繋ぐとすぐ離すし」「人前だとなんか照れくさくて」俺はしまったと思った「じゃー、今は?」真央は目を閉じた。俺はそっとキスをした。真央は目を開け、微笑んだ。「真央、可愛い」俺は思わず口に出していた「ありがとう」真央から口唇を重てきた。「優君、いいよ、あたし優君となら」その言葉に俺は我を失い、真央を抱き上げ、ベッドに寝かせた。目を見つめ、キスをした。口唇を吸い、舌を差し入れた。「優君、キス上手いね」真央に言われ、ふと母の助言を思い出した。「相手が初めての時は自分だけテクニックを使ってはダメ」そのあと、俺はぎこちない手つきで真央とひとつになった。多少の後ろめたさはあったが、腕の中で目を閉じている真央を愛しく思った。
「ただいま」俺は玄関を入ると小さな声で言った。「お帰り、素敵な夜を過ごせた」すぐに母に捕まった。「なんとか、シャワーしてくるね」「もう、気を使わなくていいから、ママにお話聞かせて」リビングのソファーで俺は、真央との一夜を語った。「ママの言った通りに出来たのね。いい子」母は俺の頭を撫でた。「ママにはいっぱい甘えていいのよ、それから優のテクニックで何回いかせてくれてもいいのよ」「ママ」俺は母と舌を絡ませた。「一緒にお風呂入ろ」俺は母の手を引いて風呂に向かった。その日俺は母から離れなかった。
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