優美がお昼寝タイムに入ると独り言のように千佐子が呟き始めました。
「じゅんくんがね……」
「ん」
「じゅんくんが私にこんなにされても好きでいてくれる、優美のことも」
「ん、」
「本当に嬉しい……」
「…… 」
「それなのにね、パパの誘いがことわれないの……パパにお前とやりたいって言われると嬉しくて断れない……私は頭がおかしいんだよ」
「親父が初めての男だったんだろ?」
「うん」頷きました。
「初めて夢中になるほど気持ち良くされた男だったんだよな」
「……うん」少し間があって頷きました。
やっぱりそういう事なんだと思いました。
自分もそうだから分かるんです。
いまだに母のフェラが忘れられない俺だから。
理屈ではわかっていても、……なんと言っていいか難しいんだけど、姉とのセックスも、瑠奈とのことも、優美に手を出してしまう鬼畜なロリ癖もみんな、いけないと、やめないとと思っているのに体が言うことをきいてくれない。
「お前は俺なんかにはぜってーわからないと思って言ってるんだろうけどさ、俺にはわかってるんだよ」
「……」
「わかっていても、いや、分かっているからこそお前と親父の性行為はやめさせたい、だってさ、その結果がどうよ、今あんなに可愛らしい顔をして眠ってる優美はどうよ」
泣きはじめてしまいました。
「泣くなよ……泣きたいのはこちらの方だろ?……今すぐに答えを聞かせろとは言わねえから」
「うん……」
「時間がかかっても親父を説得して、もう娘の体には触らせないと約束させてくれよ」
「……」
「もしもそれができたなら俺も優美にエッチはもうしない、沙絵ともやらないと約束する」
「……」
「お前だけを可愛がって、昔のようにお前だけを見つめていくから……」
千佐子が声をあげてなきはじめました。
「だから、二人でこの悪い性癖を治していかない?……」
抱き締めるとしゃくりあげながら小さく頷きました。
でも、そんなに簡単な事じゃ無いことぐらいわかってます。
親父だって簡単には諦めないはず。
千佐子が言うとおり唯一オマンコのできる女と、ロリ癖を満たす可能性のある優美の体をやすやすと諦められるはずがない。
必死で私から取り戻そうとしてくるに違いないんです。
ひめ、どうかパパに力をかして下さい。
パパ一人では到底勝てない相手です。
姫の言うことを聞かなかった報いだと言うことはわかっています。
猛烈な反省をした上で、恥を忍んですがる想いなんです。
俺は二人をいっぺんに失いたくない。
可能ならば二人とも守りたい……
それが無理ならせめて優美だけでも守りたいんです。
そのためならば千佐子にも言ったけど優美とのエッチを諦めて
もいいと思っています。
難しいけど、そのためなら……
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