眠れない夜を過ごし読書にも疲れたのでベッドに入ると気配に目覚めたらしい千佐子が腕を回して来ました。
「またビデオ?……」と、
本を読んでたと答えると枕元の時計を見て
「眠れない?」と聞くので
「んー、今日のお前たちが楽しみでさ」腕枕で抱き締めました。
「もぉ……バカ……へんたい純」クスクス笑います。
「うんと、たのしんでいいよ……」
そう言うと寝息をたてはじめました。
それからもしばらくは千佐子の寝顔を眺めて時間を潰しているとカーテンが明るくなってしまい
(とうとう徹夜か……)
それでも二時間位は眠ったのかな。
正直に言えば楽しみ、と言うよりこの不安な胸騒ぎはなんだろうか……
優美を不安にさせないようにとパパは一旦コンビニに避難してます。
保育園にママがいつも通りに送った頃に家に戻るけど今日はいったいどんなことになるやら…
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