なんだか、少しだけわかってきた気がします。
いや、わかってはいないけど何となくです。
沙絵と、瑠奈とやらせ、優美といかがわしい事をしている事にも目をつぶる……そして更に七瀬まで巻き込もうとしている訳。
パパが予想以上に優美を大切に、可愛がる事で優美の秘密が知られたとき、普通の対価では勝負ができないことを知って父親との事を知られたときに自分を守るカードを持つ事が目的なんじゃないのかな、と。
飲み会の後で酔った挙げ句にマワサレた、だから誰の子かわからない。よく言ったもんだ。
沙絵には本当の事を言った。父親の子を孕んでしまったと、そして産んで育てたいと。
千佐子のような女が子供を生んでシングルで生きていけるほど世の中甘くはないと思った沙絵が……いや、もしかしたら千佐子が自分に恋狂ってる男の子供と偽っ生きていく計画をたてた。
その亭主には5年近くもほとんど体も触らせず沙絵とレズって、男と言えば父親のチンポで性欲を満たしてきた。
それは結構うまく行っていた。
計画の歯車が狂ったのは亭主に「ひまり姫」が現れたこと。
沙絵が最初に感づいてた。
「おまえ、最近変わったな。誰か後ろにいるだろう」と言っていた。
さすがに姉だなと思った。だてに長い間一緒に暮らしてはいなかった。
瑠奈の妊娠(偽装)もその辺りのカードとして使うつもりかも知れないし、七瀬とのことも。
そんなことをしなくたって、パパは優美を手放したりはしないし千佐子も失いたくない。
あしたは早く出ます。もう寝ます。
今日、ずっと千佐子と父親の二人を観察してました。
姫の言うとおり、二人はたぶん今でもやってるんじゃないかなと、パパも思いました。
時折、妙なアイコンタクトをとっていることに気がついたから。
※元投稿はこちら >>