禁断の木の実

なかなか書き出せません。
もうすぐ千佐子の実家へと出発します。

沙絵からLINEで「今日はちーの実家にいくんだって？」と、
どこまで我が家の情報が駄々漏れなのか……
つか、この沙絵の「全部知ってんだぞ」アピールはいったい何が言いたいのか。
少しイラッとしたので「それがどうかしたのか」と返すと
「あれ？もしかして怒ってるのかな」と、
「別にいいけど、何が言いたいのかなと思ってさ」
「ただ、穏やかにな、と 」
「おだやかって？」
「ゆーみも行くんだろ？だからさ」
何が言いたいのかはわかったので
「わかってる、今日はただ優美が楽しめればいい」
「そっか、ならいいよ、明後日の何かリクエストはあるか？」
「制服、またやりたいかな」
「家か」
「いや、ホテルがいい」
「それだけか」
「アナル、使うからな」
「ばか、わかった、どっちも準備しといてあげる」

ヤバい……パパは沙絵が好きになってしまってる。
やっぱりセックスは単なる快楽だけの繋がりとはいかないよね。
よくセフレの付き合いと言うけどパパはダメみたい。


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