事が終わったあとハンカチを眺めながら千佐子を嗜めました。
「いくらなんでも今日はヤバかったぞ……騒がれたら言い訳できねえだろ」
私の胸に顔を埋めるように抱きつきながら気だるそうに千佐子が答えます。
「あの子、騒いだりしないよ」と、
「何でわかるよ」
「んー、……、勘?」
「カンかよっ」
「勘が一番頼りになるでしょ、じゅんくんだってあの子、こいつイケるって勘が働いたから始めたんでしょ?」
「そーだけどさ、だけどさ、」
納得しない風のパパに千佐子が言い放しました。
「気がつかなかった?」
「何を」
「あの子のそばを通っただけでさ、そのハンカチと同じ臭いがしてたでしょ」と言うんです。
「マジで??、分からねえよ、どんな鼻だよ」
「もうじゅんくんのエッチな目でヌッルヌルだったんだよ、一声で簡単でしたよ」
「ヤッパ年齢の話なんかじゃねえんだ」
「それもしたよ?」
「なんて言って誘ったんだ?」
「フツーに……」
「フツーじゃねえから分からねえよ、言えよ」
すると思い出したのかクスクスと笑いながら顔を上げて
「これからおトイレいくけど、くる?って、」
「はぁ、……で?」
「赤い顔きて黙ってたからぁ、」
「ん、で?」
「ナイショでおばさんとちょっとだけ気持ちいいことしない?って言った」
「うわっ、……で?」
「そしたらね?私をちょっと見たあと」
「ん、」
「かっわいいの、うん、って小さく頷いたの」
「すげえなお前、魔女だな」
「だからね?おばさんが行ったら後から来てね、入り口で待ってるからって、それで落ちました」
「その前にお前、あの子に生マンコ見せてたろ」
「あははっ、目を丸くして固まってたよね」
トイレの中での出来事も10分という短時間にしては濃厚なプレイを色々と話してくれたけど千佐子が最後に
「今の子は体がみんな大人なんだよね……親や社会にその認識が追いついてないんだよ」と
「そうかもな……加速曲線的に上がってるから予測が追いついてないんだよな」
「あの子のパーカーの下、それとパンツ、どんなだと思う?」
「白の……薄いトレーナー?……パンツまでは分からねえよ」
「ちがうよ、白のノースリーブなんだ、パンツは黒のマイクロ、ダンス用のショートパンツから見えないように小さいやつね、どんだけエロい子かわかるでしょ?」
時代はパパの予想も追いついてないようです。
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