もつ煮込みパーティを始める前に沙絵をソファーで抱き寄せながら色んな話をしたんです。
驚いたのは……
あの沙絵を孕ませたクソ野郎のあと、七瀬の父親と結婚したけど七瀬の親父はその時にはまだ七瀬の母親、つまり別れた女房とまだ繋がっていたらしいです。
パパには全く理解ができない。
もともと七瀬狙いで結婚したから、そんなこともあって数回しか亭主とはセックスをしてなかったんですね。何年もです。
つまり……弟の俺とやるまで全く男としてなかったんだと言います。
パパの子供なら孕んでも言いと言ったのは本気だったんだと、今でもそれは変わっていないと言います。
「ちーには無理だろ?……あの体でもう一人は命がけだろ……姉ちゃんならあと数年は大丈夫だからさ」
独り言のようにブツブツ言っていました。
「いや、……俺は優美を大事に育てるって決めたから……ありがとな姉ちゃん」
キスをしては話をして、話しては口を合わせ、また話すを繰り返す2時間を過ごしました。
姫の推測はきっと当たってる。
感じとしてはこの一連のループを皆の合意の上で性的なファミリーとして楽しもうとしているような気がしてならない。
そういう意味では沙絵にとっては千佐子とのセックスは必須で、七瀬と弟の関係も無くては完結しないんじょないのかな。
わかんないけど、つまり、罪を帳消しにするには罪を上書きしてしまえばいい……みたいな、
わからないけどそんな感じかな。
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