禁断の木の実

映像で見れば本物にしか見えないと思います。
それくらい体型といい髪型といい、顔はまあ、よく見れば年齢は隠せないけれど(当たり前です)、それでもやっぱりホルモンの影響なのかな、ひどい童顔だから
斜め下からならどう見ても犯罪ビデオだと思う。
三脚はネットで見たのと同じのは無かったけど約4000円、ＬＥＤ照明は明るいっ！ 絶対に完璧な絵が撮れる。
まったく、金のかかる女ですよ。

肝心のキャミは色々、でもね姫の言ってたような胸元に飾りのあるタイプのはなかったみたいですよ。
つか、白いのがいいサイズが無かったと、もっと小さい子用のばかりで千佐子サイズは一つだけだったみたい。
「カラーのならたくさんあるよ？みんな可愛いけど、白がいいんだよね」
スマホをスライドしながらパパも真剣に見たんだけど、季節的にもうあまりないのかな……と、
こうなるとネットで選んだ方がいいのかなと千佐子も言います。
明日、違う店に行ってみると言ってくれました。

それはそうと、土曜日は雨の予報ですね。
雨だと公園はむりだなぁ……
あまり派手な事は無理だけど公園から車で20分位の所に大きなAEONがあるから、雨ならそこに行ってみるかと……
千佐子的にはやっぱりあの公園が忘れられないみたいなのでダメならまた次の機会にしようかと話し合いました。
千佐子のショタ狩りへの執念、恐るべしかな。
我孫子君だけの記憶だけでここまではのめり込めないと思うから、きっと他にも経験があるに違いないですね。
いつかゲロさせてやります。

キャミを何とかしないと、
あれはＴシャツと違って脇の下がモロだからなぁー、
たまんないですよね。
なければ写メにとって来たシンプルなので我慢しますかね。でもね、なんか少し短いかなと思うんだけど、
そんなもんですかね、個人的にはお腹を出して歩いてる子を見たことがないんだけど、
デニムのスカートを少し上げればいいのかな……

なんて贅沢な、
あまりにもパパが真剣なので横で千佐子が呆れて笑っていました。
「なんなら、何枚か買えば？どれでも着てあげるよ」と笑いました。
あとは、ランドセルです。

あ、そうだ、実家に電話して聞いたんだって、
やっぱりあるとの事でした。
「なんて言ったの？」心配で聞くと
「ん？、普通に土曜に持って帰るからって……」
「は、……で？ババは何て？」
「そ？って」
「それだけ？」
「だから言ったでしょ？大丈夫だって」
「そういうもんなの」
千佐子がニヤニヤしながら
「後ろめたい気持ちがあるから心配なんですよねー、」からかいます。
「仕方ないよ、愛の確認儀式のためだからさ」
千佐子が吹き出します。
「愛のかくにんかあ～、それじゃあ受け止めないとね、愛してもらえなくなるからね」

駅弁は言ってません。
最高のお宝ビデオにしてみせます。
さすがの千佐子も顔を手で隠すようなドエロい映像を絶対に撮ってやるんだ。

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