三人でパン屋さんに行きました。
人気があるパン屋でいつも猛烈に混雑しているんです。
駐車場も50台のパン屋さんとしては大きいんですけど駐車場渋滞をしているほどです。
パパは早々に自分の分を決めると店内のあまりの混雑に店の外に避難、優美と千佐子を待ちました。
店の入り口のドアの前には簡単なお勧めメニューがイーゼルの黒板にカラフルなチョークで書いてあるんです。
その脇に立って待っていると店内から同じように待避して来たらしい女の子が出できました。
なかなかママが出てこないので退屈そうにその黒板を眺めています。
パパの体にくっつきそうな位の近さです。
水色のダウンに細い三つ編みを更に頭に巻きつけるように結んだ可愛らしい子でした。
年齢は優美と同じか一つ位上かな?
保育園と違って幼稚園では漢字や算数、英語まで教えているらしく黒板の文字を声に出して読んでいて「ほんじつのおすすめ、ごろっとべーこんのー、……」
私がじっと聞き耳を立てていることに気がついていました。
読み終わると私をチラッと横目でみあげました。
「ど?」とでも言いたげでしたので
「偉いなぁ、ちゃんと全部読めるんだねぇ、スゴいねぇ」と誉めてあげると嬉しそうにニッコリ笑うと後ろ手に組んで腰を左右に振りながら照れ笑いをします。
その子のママより優美と千佐子が出てきました。
優美をダッコしながら
「このお姉ちゃんね、凄いんだよ優美、コレが全部読めるんだよ」と言うと「ゆーみ、ぜんぜんよめないよぱぱ 」
そんなことを話してるとその子のママがパン屋の袋を持って店から。出てきました。
その子の手をとると何かを笑顔で話しかけながら立ち去ろうとします。
優美が「バイバイ」と手をふるとニッコリ笑ってその子も手を振り返します。
エロい要素は全くない話でごめんなさい。
パパは……パパは子供が好きです。
それなのに……なんで性的なイタズラをしてしまうのか……
自分で自分が制御できないんです。
どうしたものか……
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