瑠奈に訊ねてみました。
あまり露骨な聞き方をして刺激しないように気を使いました。
石川での生活や現在の状況を聞いたあと
「昨日はゆーみんママに触られたりしちゃった?もしそうならごめんね」と切り出してみました。
「パパはしってるの?」と返して来ました。
「まあ、だいたいね、ごめんなさいね、ゆーみんママから色々聞いたんだ。瑠奈には悪いことをしたって反省してるよ」(デマカセだけど)
「ゆーみんママのことおこらないでね」
「瑠奈は怒っていない?」
「ないよー、やさしかったし、なんかすごく楽しかったし」
「金曜日も二人で楽しんだの?」
「したよ、ママがお爺ちゃんを車でむかえに行った時にゆーみんママの家に呼ばれてした」
「優美がいたのに、優美はその時どうしてたの?」
「ゆーみんは保育園に行ってたからいなかったし」
(はあ?……これは……)
ここで千佐子の優美への口止めがわかったんです。
「一時間位してたの?」
「そんなにしてないし、なんで?」
「だって、瑠奈がパパ以外の人とそんなことをするのはイヤでしょ」
「そうだよね、ごめんなさいパパ、やっぱシットするよね、ごめんなさい」
「ゆーちゃんママにされると気持ちいいの?」
「さいしょのころは、すごく」
「きのうは?」
「パパとの方がいまはすきだよ」
「だけどゆーちゃんママはナメルのじょうずでしょ」
「もー、パパ、エッチなことばっかり」
「ごめん、ちょっとシットしてるからさ」
「しなくていいよパパ、パパとのエッチの方がぜんぜん瑠奈は好きだから」
「そっか、ゆーみんママにはもうしないように言っとくから、夏休みとかまた優美を可愛がりに来て欲しいな」
「そしたらその時はパパとしてあげるね」
(また、と書かれなくて良かった。証拠が残るのはまずいからね)
「その頃には瑠奈は可愛いからそっちでイケメン彼氏ができてんじゃない?」
「かもねー、るなは可愛いし足がキレイだからね(笑)」
「色々へんな事を聞いてごめんね、じゃあまたね瑠奈」
「はーい、
パパ、だーいすき(ハートスタンプ)」の、あと自撮り写メが二枚送られて来ました。
おおむねこんなやり取りで千佐子の嘘が確認されてしまいました。
今さらこの件で千佐子を責める気はないんだけど優美はパパのものにするって気持ちは更に頑なに持ちました。
あんないい子を手放したりは絶対にしない。
だけど、……それでも、どうしても千佐子も諦められないんです。
中学の時から10年も思い続けて焦がれた女です。
今となってはパパの歪みきった性癖の唯一の理解者でもあって、こんな楽しいセックスをしてくれる女にはもう出会えないから……
なんとかもう少しコントロールする努力をしてみようと思っているんです。
ムリかも知れないけど……頑張って見るつもりです。
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